<3030>「日々を踊りに回収する」

 集まるわ、

 まだただ、

 どこへとも言えず、、

 からだは重たく、

 それぞれの日々のなかへ、

 真っ先に戻っていく、、

 戻っていく、

 ヒに打たれたところ、、

 あたしが風景に、

 次々に膨らんでゆくところ、、

 あたしはまっすぐに見て、

 からだを確認します、、

 

 いつかその、

 確認した出来事が、

 次から、次へと、、

 私のなかにながれてきて、、

 これから、

 はたらいている様々な瞬間が、

 私に混ざっていく、

 私に溶けていくのを、、

 少しずつしってもらえる、、

 少しずつふくらんで、

 少しずつ走らせてもらえる、、

 あ、

 まだこの季節は、

 私のために存在していて、、

 その存在も、

 どこからと、

 はっきり言えないところで、

 ゆっくりと剥がれていく、、

 ゆっくりと剥がれて、

 ゆっくり溶けていく、、

 あたしの日々の下で、

 どこにその呼吸があり、、

 どこからその命の、

 別の方法があるのか、、

 しずかに訊ねても、

 それはなかなかに難しい、、

 

 あの、

 からだばかりよくうつる、、

 その日々の延長の、

 あたしの仕草、、

 あたしは全的に歩み、

 全的に踊る、、

 あなたはぼうっとした視線に、

 取り巻かれて、

 日々をこの踊りに、回収してしまおうとする、

 それは私にとり驚きでした、、

 驚きとよべれば、

 それは光を持ちました、、

 あなたからかかる、

 いくつものおとと、、

 半端に合わさる、

 あたしの夕べ・・・