<3015>「つくるこわす、気持ち悪い人間、」

 ほうむろう、ほうむろうとする、

 構築しよう、構築しようとする、、

 全てを、

 全てを生産性に回収しようとする、

 そうするとそのそばから、

 壊そうとする、、

 私はどこに向かっているのだ、、

 このように、

 からだを放ったりして、、

 

 困難かつ、無駄なことに、

 熱を注いでいくのは、

 意味不明な人間を、

 確実に誕生させる、、

 私は自分の理解が困難になる、、

 化物ではない、

 映像と映像の、

 隙間の映像のような、、

 なにかが分からない、

 不気味な感じ、、

 その世界にそっと立つ、、

 

 あたしは欲を欠いているのか、、

 欲しかないのか、、

 この、

 生命のどうしようもない空白を、、

 私は見ている、、

 もっと来てくれ、なのか、

 もう来ないでくれ、なのかも、、

 私にはよく分からないまま、

 申し訳ない、

 私は普通の人間ではない、

 普通の人間だとずっと思いたいけれど、、

 多分普通の人間は、

 こんなおかしなことをずっとは継続させない、

 

 私が、

 このような構築に、

 なにがあっても構築するという方向に、

 自分を作ってきて、

 それは、得たものは大きい、、

 私はもう自信などというものを問題にしなくてもいいところまで来ている、

 ただ、

 どんなときでも、

 あくまでやるという人間は、

 どこかで気味悪くならざるを得ない、

 もう、気持ち悪いということを回避することができない、

 自分は気持ち悪いんだ、

 それをヘラヘラ笑っていることもできない、、

 静かに受け止める、、

 なんだろう、この人、、

 いやだな、うわさ話、、

 こっちの顔見て、

 うわさ話するなよ、、

 直接言ってくれ、

 直接言われても、、

 ただ見ているだけかもしれないが・・・