私はきちんと、
悲しみの底に手を着けながら、
生きる喜びを語っていたいのだ、、
そこから手が遊離して、
喜びだけを語っても、、
私にはもの足りない、
生きていることがもの足りない、、
悲しみとさびしさと、
よろこびがひとつの風のなかで、
私を踊らせるような、、
そういう生のさなかに、
あたしは身体を、
自分の身体を、用意していたい、、
お前は順番に、
いろいろなところから、
汗をかいているほかない、、
本当に辿り着くとは思わなかった場所に、
徐々に辿り着こうとしているのは、
緊張することです、、
私はいつも叫び出したい、、
でも叫び出しそうになると、
なぜか静かに外界を見つめる、
ひとりの時間が来ます、、
私は次の瞬間、
どこにいるのか分からない、、
あなたはすぐに熱を容れます、
この、
生まれたばかりのからだのなかに、
熱のすべてを、
招待します、、
よろこんで踊りましょう、、
訳が分からなくなりましょう、、
からだを触っていましょう、、
からだは、
諸方面から来る、、
ものごとを招んでいる、
招んで、
招ばれたものはからだの網、
順にかかり、
順に油で溶けていく、、
どこからこの生命は来て、
油を経て、
身体に畳み込まれたのだ、、
お前がする、
その生命のうねり、
生命の味はなんだ、、
からだがする、
はじまりの匂いは、なんだ、、
どこから嗅がれる、、
あなたが捨てようとしたり、
あなたが閉じようとしたりする、
その運動のなかに、
何度も日が還ってくること、
そのことに、
いつも驚いていること・・・