土を抜けてる、、
まだ、
たまっていたものも、抜けてる、
からだの先へ、抜けてる、、
あたしこれどうする、、
しずかに液が上がってきて、、
自分の力の外、
次から次へ、
こぼれてしまう状態、
垂れてしまう状態、、
あたし、
次から次へ、行くの、、
からだから先に、
しぼれてしまう状態、、
あたしまだ肌抜けてる、、
肌、落ちてる、、
からだ先、、
からだあとから、あとから、、
なんだか、
必要十分に生えてくる、、
あなたはだから、
そこから先にいて、、
ずっと、
ずっと前のこどものときから、
ずっと生えているものを、、
しずかにヒの掬いのなかに出して、
あたしはまたまじわる、、
からだしずかにはじまるのを、、
あなたがすべてだして、、
あなたは、
このさきの、
まったくからだが千切れて、
見えなくなってしまうところまで、
ゆっくりと歩いていく、、
あなたが山頂に着いて、、
しずかな、
風しかきこえないところで、
宇宙のきれを待っているところ、、
そこに私は、
ただのつめたい呼吸で到着する、、
その到着する世界のためだけに、
あなたは生きる、、
あなたは暗黒世界、
暗時の、
からだひらめく世界、、
ねえ、
そのときに頼りなく、
出す声を握って、、
どこかどこか、
遠くから存在するすべてのものと、
あなたに似通ったもの、
そのすべてを、
ゆっくりと握ってくれたら、
いい・・・