そういえば、
私の知っている大人は皆荒れていた、
と思う、、
今例外として思いつくのは、
母方の祖母くらいだろうか、、
何に対して、
荒れていくのだろうね、、
これは、
私は外野から言うのではなく、
内野から言っている、、
何かに荒れ、
何かを慰めている、、
大人の段階に入っている、、
一番は、
私のことが、
よく分からなくなっていくことにあるのかな、
ひとつひとつの出来事とか、
自分でやっていることとか、
それらはよく分かるけれど、、
それらがまったく別々に、
無限に重なり続けることに対して、
よく分からなくなるんだ、、
今これは私は何の集積なんだろう、、
ちょっとした気持ち次第で、
全然違う場所に移れたり、
前のことなんか何も関係がないように生きれたりする、
しかしなんだかそれは、
環境という、
私の皮膚の、一番外側を、
まるごと剥いでいるような感覚だ、、
そこに、
無数の風が当たる、、
ひりひりして、
血も流れて、、
私は黙って、
うずくまっていることしか出来ない、、
一番緊張することをしよう、、
一番、
どうなるか分からなくて、
汗をかくことを、、
あたしはさんざっぱら、
分からなくなってきた、
分からないと言っているのに、
どうなるか分からないことをしようと言っているのね、、
分からないことが好きなの、、
どうなのだろう、、
もっと長い時間見つめていたり、
もっと長い時間近くにいたり、
そういうことを、、
この荒れのなかに組み込もう、、
なんで酒を飲むのか、
なんで身体を放るのか、、
私はいぶかりながら、
そこに入る・・・