<3017>「化物だけど紳士に」

 失敗したな、

 何か純とか、、

 ひとりを求めるとかの理想を、

 私の外から持ってきて、

 それをもとにやろうと思うと、

 どんどん元気がなくなっていく、

 どんどんしゅんとしていく、、

 これは前から自分の癖として、

 ちゃんと知っていたはずなんだけど、、

 純に閉じていかなきゃいけないみたいな、

 思い込みが相当強いのだろう、、

 

 化物への道ですよ、

 ええ、

 私が歩いているのは、

 まだ化物見習いぐらいではあると思いますが、

 そういう道があったという喜びと、

 そういう道しかなかったという悲哀、、

 これは、

 両方抱え込んでいくより仕方のないものだと思います、

 化物だけど紳士に、

 化物だけど穏やかに、、

 

 周りからどう見えているかとか、

 好かれているのかいないのか、、

 何か噂されていそうなのかどうか、

 もっと来てほしいのかほしくないのか、

 そういうことが、

 まったく分からない、、

 人間が分からない、

 ここまで分からないと、

 逆に面白くなってきました、、

 馬鹿じゃん、

 馬鹿はどんどん貪欲にやるしかありません、

 そうでしょう、、

 どんどん行きますよ、、

 

 そう、

 いろいろ遊んでみて、、

 ひと通り、

 何もしないとかもやってみて、、

 私は、

 自己の生活を、

 表現とトレーニングに集めていくと、

 単純に楽しいというか、

 充実してくると感じて、

 生活設計をそのようにしたのだったね、

 だからそこを偽っても仕方ないというか、、

 別に、

 変なことではあるかもしれないけれど、

 例えば今から足が速くなったとてなにがあるの、とか、

 そういうのあるけど、

 この気持ちよさはちょっと他では味わえないという、

 ただそれだけのことで、

 あとは細かく積んでいくことに、

 興奮するたちの人間だということで、いいのだと思う・・・