<3009>「ふたつの態度だけがある」

 これ、得ても、

 大したことないんじゃないの、

 というのは、

 物事を分かったふりをした、言い訳だ、、

 私は、その先に何もなくても、

 獲りに行くと決めたものは、獲りに行く、

 その先に何もないならば、

 ないということを、

 ちゃんと自分の目で確認しに行く、、

 分かったような態度が多すぎたな、

 と最近は思う、、

 

 起きて、

 毎日悔しいと思ったり、

 何とか勝っていく方法はないかと考えたり、

 もっとかっこよくなりたいと、

 真剣に考えるようになった人間は、

 誰だ、

 これは私なんだ、、

 私などというのはない、、

 ただ、

 言い訳するか、しないかという、

 ふたつの生き方、態度があるだけだ、、

 悔しいと思ったら、

 その思ったことを、

 なかったことにはしない、、

 私は生きている限り、

 どんどん面白くなるという、

 自信でもない、

 妄想でもない、、

 覚悟を決めていく、、

 姿がそちらへ流れていく、、

 

 私を見ている、、

 私が見ている、、

 私は、

 時間のなかに、

 身体を持ち出して、、

 ひとつひとつの、

 その身体の動きを、、

 鮮明におぼえている、

 からだが先へ膨らんで、

 もっとあたらしい枠へ、

 ずっとずっと進んで、、

 ずっとずっとたたみこみ、

 ずっとずっと駆けている、、

 からだにひとつのメッセージが、、

 順番についていくのを、

 私は見ているんだけれども、、

 それがどちらを向くか、

 私には分からないでいる、、

 私には顔は分からないままで、

 ずっと先へ、

 先へ先へ進んでいく、、

 ひとつの方向がある、、

 血が出ている・・・