<3062>「自分にも興味がありませんのに」

ああお前さんとこの、 その、 現実は生きるに値しないという、 壊し方はどこから来た、 それは、 両親から来たのではない、 私が荒れ吹く、 内界から掬い取った、 その色合いがその言葉だった、、 身体は、 身体で現実で、、 それを積み重ねていくという話は…

<3061>「抽象的、建設的、荒れ」

1日、1日と、 先へ行くにつれ、 あなたは、 私が遠くに行けるように、 面白くなるようにと、 身体を設計しています、、 一方で、 今日死んでしまっても、 明日死んでしまっても、、 それはまったくどうでもいいことで、、 私には関係のないことだという、 …

<3060>「社会と本音」

他者は身体だけで、 まったく話したいこともなく、 興味もなく、、 という本音を、言って、 どうやって社会をやると言うのだろう、、 自分を偽るな、 素直にならないと、 のちのち自己嫌悪に陥り、 その場から消えたくなる、、 それは体験的に分かる、 では…

<3059>「名前のなかに興奮が伝わる」

まだ育つ域、 そうではないと、、 自分が勝手に思っている場所、、 私は過去の、 一番ヒの集まるところへ、 まったく静かに、 まったく身体でもってまぎれる、、 ある地点の、 あたりまえの場所、、 あたらしいヒの育ち、 からだが抜けて、、 下へ、下へ、、…

<3058>「現実を眺めている時間、覚悟する」

あたしが駆ける、 また、渦の、、 また、ひといきの、 そのあつまれる仕方に、、 私は、 そっと居て、、 そっとその時間を、、 枠ごとに過ごしながら、、 あたしは生まれていく、 あたしは生まれながら、 ひとつの時刻に違いがないもの、 その時日に違いがな…

<3057>「記憶をひく」

あたしまだかまだかとその身体の辺り、、 あたしの死亡の、 その最後の辺り、、 あたしは拾うよ、 どこにひらかれていてもいいと、 あなたに告げて、 からだうたう、、 何もない、 ただの風もない、、 あたしはしずかに風景の外、、 この風景の外が、 あたし…

<3056>「時間と花とを持ち」

まだ静かに、 まだひろいところ、、 あなたがあ、という回転を、、 この広間に残し、、 私は宇宙を見る、 私はひろい場所でからだを返し、 どこに向かうのか、 自分では分からなくなり、、 すべてからだの隙間、、 あたしは潜り、 からだのなかでつかまる、…

<3055>「汗をかいて、少し人間になる」

おかしいな、、 こんなところで私は何をやっているのだ、、 私は、 どこかしらない、 小さなところで、、 ひとりになっている絵を想像する、、 私は生まれたい、 分かった、、 あまりに内世界すぎる、、 そんな場所にいて、 からだを振る、、 あまりに当たり…

<3054>「響きのなか、いても明らかでない」

あなたはまだ知らない、 かの呼吸が、 このあたりに生まれて、、 私のなかで、 ひとつひとつ回転していくこと、、 私はしらない、、 このヒのどうか、 どうか外へと、 身体を合わせて、、 少し遠くへ、 あなた運ぼうとしていること、、 私は先へ、 先へ向か…

<3053>「一日が旅になる場所にいる」

お前は不思議だな、、 これは、 核の苦しみで、、 お前の、 時間の経過にもかかわらず、、 ずっと持ち来っているもので、 変わらずある、、 お前はこれごと吐き出してしまいたいな、 しかし吐き出したら、 お前という人間はここには残らない、 残らないな、…

<3052>「ゆっくりと、分解していく不安」

あまり泡が育つのが、はやく、、 からだどこへでも、 からだどの時刻へも加わりながら、 私は、 ずっと先の興奮へ、ぶつかっていく、、 どこにあつまる、、 どこにからだの風景は落ち、 どこに散らばる、、 あたしはその線上に居、 かならず散らばる、、 線…

<3051>「もっときこえています」

ものひとつそめる、、 だれのからだでない、 ひとつひとつそめてゆくこと、、 時間が起きる、 私は風景に、 しずかに眠りをかえし、 しずかにまた生まれる、 どこから歩んでいる、、 どこも、 私の表情のなか、、 私は歩をし、、 しずかな勢いをし、、 まく…

<3050>「からだいやな汗」

あけられる、、 こんなかいたいのヒに、 見事にあけられるのも、 そんなにない、 私がいくつも通路を持ち、 からだのなかに繋がっているのを、、 ゆっくりと知っても、 そのなかは分からない、、 誰が、 この場に浮かんだことなのか、 少しも定かではない、…

<3047>「生命、種、把握する」

あたし向こうの肌、 まだなに、 なに馴染みもなく、、 あたしは相当数、 からだの波に打たれたの、 あなたは気配 種を把握する、、 あなたは声、、 からだのひねりだし、 次々に並んでよ、、 あたしは取る、 あたしは素直に並び、、 この空間から、 もぐって…

<3046>「からだの底に着く」

かたちのなかに来てね、 あたしは割れる、、 なかの、液が、、 しずかに音を立てて、 ここに染みるまで、 じっと、待っていてください、、 からだ、待っていてください、 よく分かるこの色の、 しずかに過ぎた興奮、 私はそれぞれの色を見ており、 それぞれ…

<3045>「不安をくぐり、かならず生きている」

あたしはまだからだを縫う、 そこへ走る、、 そこ、 一地点だけを捕まえてもなにもない、 私は走っている、、 私は数限りのない、 その声の延長、 ずっと先の方へ、 まともに走っている、、 まともに絡まって、 あたしは、 これはなにだと確認するまえに、 …

<3044>「どれもしらない、どれもはじまりのように見える」

まだ声を合わせている、、 しらない、 未明に向かって、、 私はひとつひとつ届いていく、 ただの頭、 ただの存在が、 ひとつそこに育つこと、 育つことがあたりまえ、 あたりまえの身体を、 各々が持っている、、 私は順番に見、 風景のなかに、 あなたの記…

<3043>「低く運ぶ骨だろう」

ものがただ、 違う形に、 あたしを作り替えていて、、 今は、 私の物事など、 はっきりとはしれない、、 今から、 はっきりと燃えている、、 私はどこへ行くのだろう、 私はからだだろう、 低く運ぶ骨だろう、 いつも探している、 いつもどこかへ駆け出して…

<3042>「ふたつの世界のあいだに埋め込まれて」

あたしは中間にあるもの、 一番色の濃いもの、 外界にも、 内界にも、、 少しずつあたしの色が付いている、、 私は破裂する、、 しぶきがかかる、 それを幾日か数える、、 まだ、 生まれたばかりみたいだねと、 ひとりここへ訊ねながら、 私は、 無数の記憶…

<3041>「内的な眠り、からだが違う記憶へ」

用意された水に、 しずかに浮かんでいるところから、 あなたの、その、 回転の萌芽があって、、 まずは、こちら、 こちらへと、 しずかに招んでいる人の、 小さい影、 小さい言葉の数々が、 ここに重ね合わされる、、 あたし、 まだ水の集まり、 すべて、 記…

<3040>「健康志向、自分を壊してバランスをとる」

健康志向はなぜ難しいのだろうか、 それは、 健康にしていると、 生活がとてもイージーになるからだ、 寝起きが良い、 身体が軽い、、 物事が次々に片付く、 イージーだ、、 イージーなことを、 どうしても舐めてしまう、 イージーなことを、 どうしてももの…

<3039>「内側を見る受身の人」

あたしはまだここで、 ひとつひとつの眠りを持ち、 どこまで駆けれる、、 どこまで放たれるかを、 しずかに見ている、、 知らないうち、 何もしていないのに、 人を怒らせている、、 どうして、 何もしていないのに、 そして、 何もしていないから、 怒らせ…

<3038>「内界は他者である」

内界は他者であり、 そこが吹き荒れれば、 私は翻弄されるしかない、、 じっと耐えているしかない、 内界には、 現実の嬉しい出来事や、 悲しい出来事などとは関係がない、 独自のリズムがあり、 私は、 訳の分からないタイミングで幸福感に溢れたり、 悲し…

<3037>「こぼれそうになり続ける」

母が、 自分ひとりのために作る料理は、 とっても簡単なものになる、、 と言う、 私に日常的に用意されていたものは、 とても張り切って作られていたものだと知る、、 これは、 人間として自然なことなのかもしれない、 私も、 そもそもの芸がないとはいえ、…

<3036>「底の方を行く声が」

あたしがものに、 いくつかえり、、 いくつその、 風景のなかの、 忘れとして、 からだを残してきたのだろう、、 私には、 まったく分からない、 まったく分からない、ものが、、 この場所の、 声と、 近さを代表する、、 まったく見えていないものが、、 あ…

<3035>「水と外」

あなたは水を取ります、、 それを、 からだに並べて、 またうんと先へ、、 存在は、 ただ矢印を得ます、、 あたしは現在、 複数に、 誕生したままで、、 その先を見つめるのを、、 私にお願いする、、 私はじかに、 その呼吸にお願いされ、、 よく分からない…

<3034>「悲しみの底に手を着けながら」

私はきちんと、 悲しみの底に手を着けながら、 生きる喜びを語っていたいのだ、、 そこから手が遊離して、 喜びだけを語っても、、 私にはもの足りない、 生きていることがもの足りない、、 悲しみとさびしさと、 よろこびがひとつの風のなかで、 私を踊らせ…

<3032>「しゃべらない人間」

しゃべらない人間、、 ディスコミュニケーション、 私はどうして自分のことをしゃべらないのだろう、 自分の話をしないのだろう、 どこかに置いてきたのか、、 初めから持ち合わせていなかったような気もする、 初めからその欲望がないのか、 あたしは無欲な…

<3031>「新しい時刻から、こんなに簡単に生まれてしまう」

ああ破れている、、 どこからともなくその破れが、 方々から見えて、 順に育って、 きこえて、、 あたしはあらゆる方向を見ている、、 からだにある、 からだに次々あるのは辺りの、 しずかな段階なのに、 私はその長いヒから、 長い段階から、 学んだもの、…

<3030>「日々を踊りに回収する」

集まるわ、 まだただ、 どこへとも言えず、、 からだは重たく、 それぞれの日々のなかへ、 真っ先に戻っていく、、 戻っていく、 ヒに打たれたところ、、 あたしが風景に、 次々に膨らんでゆくところ、、 あたしはまっすぐに見て、 からだを確認します、、 …