<3188>「あたし新紙幣」

みずうちひとつ、、 まだかたまり、 まだほうけ、、 ひとつのさいちゅうに、、 あなたがでてきている、 私はなぞる、、 ひとつの名前の上、 からだがいくつもかえることに、 あなたは気がつく、 私は見る、 見よ、 まっすぐな風景、 まっすぐなうかび、、 こ…

<3187>「人間の結び目」

はてのみかなうからだをかいし、 がらのなか、、 がらにうずめられたものしみ、、 ものひそみ、、 ふくれてはすぎ、、 ひとつひとつの色となり、、 まずは、、 かいたいにさいし、 からだあつめ、、 からだふるえるさるもの、、 さらに愛し、、 さらにすすめ…

<3186>「かたちうみ、うむ、うみ」

ひとつの身の集まり、、 さがして、 さがしてはてて、、 はてたからだつまむ、、 つままれてまた先へ、 また向こうへ、 はっきりと見えているのを、、 私は知る、、 私はほどき、、 ものにうつる姿、、 からだで知る、、 からだ複数で、 どこから先へ出るの…

<3185>「ひるよる浮かぶ、もう招べる」

装い、 少し、、 みのかたちからすれば、、 よせあう、 はるかかなたの、 そのひとつずつのことを、 私は、 奥をふくめ、 確認する、、 よそい、、 よそわれて、、 あたし時刻の先まで、、 あたし少し入り、、 なかから浮いて出る、、 なかからすさまじい作…

<3183>「かこふくむひたい、あおく回転する」

すがたかたちあれ、 あれひがし、、 ものさがす姿、、 まくまに、 ひとつひとつ含まれているなひとつの少年と、 ひとつのゆるやか、 ひとつの大人、、 ひとつのはさまり、 あたしこのさようの上で、、 踊り、 踊られ、、 もののいついかなるもの、空気、、 …

<3182>「みをつたう街」

あたしひとそうた、 かんたんそうに、 ものもきてひとつひとつのものを言い、 どうだろう、、 なぜこの場所には快楽が、、 ながれながれて、、 見ていたもののつながり、、 私はふうけい、 ほうけのよくとおる、、 見えない街、、 見えない気体に、、 あなた…

<3181>「みる、さいほう、EGO」

ほどけ通すこのかたちのころ、 からだうまくかたまるかこひところ、 みる、 みる、みている、 みては、 いとしきもののように、 みてまもる、、 みてながれる、、 あたしのさいはてのほう、 みる、 みるながれる、、 みる愉快である、、 だあ、 だあれ、 だ…

<3180>「なんなん、さいわい、」

ひろげているな、 ものかどたぐる、、 ものはまりみちひとつ、、 みちするひとつ、、 ほうけ、 あからさまになんなんとする、、 ひとり、、 またのものもなく、、 またなんなんとする、 なんなんとしなさい、、 ほら、ほら、、 うん、 そうだここに灰や、 か…

<3179>「しみる‐再‐余生」

まだつむこのはちに、 まだひとりしむこのはたらきに、 戻る戻る、 上手く揺れる、、 揺れながら、 あたしほどいていく、、 しらぬまにあつまり、 みてはどこを行く、、 どこはたらく、 このみこのまま、、 あたしはたらく、、 あたしすべてのひたいに、、 …

<3177>「てんぼうてんかい(なのだ)」

なにかまつながれの声だ、、 声かたり、 かたまりのなかにまっすぐに、 あたし過ぎてははじまる、、 あたしこのごろの、 ひとつの見つめに合わせて、、 意図を知り、 物事を見つめ、 長く長くなる、、 私にはしずかな記憶の、、 そのかためる作用、、 かたく…

<3176>「ひくくから来る」

みずを見る、、 姿移る、 姿見る、、 姿、仮面、うつる、、 はやく、、 そしてひくく、、 あたしのこの通りに、、 わずかにあたっている、、 わずかにほうけている、、 あたしのかたり、、 あたしのものとおい、、 しずかなうちゅうの場所に、、 みずからも…

<3175>「日々はかたち」

あたしく、 等しく、 かかる、ひとしく、、 ひとあたらしく、、 ものともの、 みぞとみぞ、、 すべて運ばれる、 すべて運ばれてくる、、 かたちのない場所に、 なぜか向かい、、 なぜか興奮し、 しずかにおさまり、、 訳も分からず、 このつちでゆるぐ、、 …

<3174>「工事する、細部する」

ものすべて、 ひとつの握り、 ひとつのかいたいじ、、 ひとつのたましいと、 私の見事さ、、 私はうつろい、 ものからそばへ、 からだひくくあつめ、、 からださんざっぱら、 からだ行方見つめて、、 からだ元通る、、 ゆめ、 あたしは工事する、、 あたしは…

<3173>「はぐ、まきつく、誰の生活でもない」

あたし西方のはて、 からだたて、 またたのみ、、 またものころびころがると、 ひとりで言うとする、 ひとりで頼むとする、、 さいはての心情、優位、 水に浸かる場所、 浸透位、優位、 からだはじめて位、 またの名のなかを、 またかたまりからだ流す、、 …

<3172>「もの世界」

ひとかたち、 ものにあつめられている、、 わずかかたち、、 わずかにあつめられ、 あのひたい、、 あのみちのりのかたさ、、 かたちうしろむく、、 うしろふくたのしみ、、 どこからの想像、、 想像から、 まっさきに垂れていくこと、、 はなつ、 はなつ先…

<3171>「はだし‐はなし‐あし」

ひとはひとつ、 ひとつかたちむき、 ひとつからだたしかめて、 ものしらぬ向き、、 ものからだにたてて、 ひびの装いのはて、 かなたからすごしにきた、、 まだとどかない場、 まだきこえない場、 あるく、 かたむける、、 からだの西方へ、、 もの、 ものが…

<3170>「ひとがひとり生える」

ひとり立つ、 水が立つ、、 あたしは波紋、、 あたしは渦、 あたしはつめたいヒのなか、 ヒのすごし、 分かれていく、、 わずかにくらんでいく、、 たえずかき集め、、 たえずかえっていく、、 まだヒも短い、、 ヒの最後方のなかに、、 あなたがくぐり、、 …

<3169>「あなた背負う、私飛び跳ねる」

からだそえ、 そえながらはた、 はたものみてから、、 みたからだ、 すごく粉微塵、 ばくはつの記憶、、 あたし過ぎて、 過ごしたすぎて、、 すくなくもまたここへ届くように、 ひとつひとつ投じる、、 あなたのながれに、 これはひとつずつついてくる、、 …

<3168>「からだ全面的、宇宙再停止」

ひとはふたり、 ふたりひとひとちがい、 ふえてたくらみ、 ふえてかずかぞえ、、 かずうたううたのした、、 うたのしたからそら、、 そらひとつひいでて、 からだかいてきた、、 からだもくろみ、、 あなたふたつとない、、 ふたつとどく宇宙、 宇宙再停止、…

<3167>「かたちまだか」

あげて追いなそとの熱、、 かけたらかけたで、 またそれに巻きつきな巻きつく、 からだからかくれてそと、 そとからまたあらわれて、、 あらわれてあらわれてまだ外、、 外から細部、 細部から次々に更新、、 次から次へ見て、 見ているものの姿の、 その底…

<3166>「ひたいひふ」

ねえその、 たくらまれたひとつのひたいから、 ものごと、 ものはさむいろやことが、 すでにはじまっていて、、 あたしは、 そっくりそのまま、 もののなかにいる、、 ものはこぶなかに、 ひとつの層と、 ひとつのかいたいと、 わずか揺れ、 わずかフォーム…

<3165>「かたち立つ、泡、たつ」

ひかく、 もの少し飛ぶ語る、、 わくの、 あなた漏れる漏れるなかに、 ひかくてき、、 少ない声と、、 水のとおる気配、、 水のひたいや、 したやをたたく気配、 あなたがたどる道、、 道まだ生まれていて、 少しそのそばを通る、 軽やかすぎるくらいに、、 …

<3164☆>「所感(3)および所信表明」

どこから、何から語り始めたらいいだろう。 『悪人正機 (新潮文庫)』吉本 隆明,糸井 重里,他私のバイブルです。ずっと読んでいます。今日は私にとって特別な日です。生きる道筋を与えてもらいました。ありがとうございます。自分との約束を、吉本さんとの命…

<3163>「ものかたい、ものよごれていく」

あたしのたいの、 ものかたいくつの、、 もの次第に、 ものふれまわる、、 もの時代のなかにあって、、 なぜかかたまる、、 なぜかふたつの時刻を数えている、、 あなたにはその、 しずかなともしび、、 しずかな気体、 あたしはゆびを出し、 からだにきける…

<3162>「一点一歩」

笑わすと、、 なかのあみから、 少しずつ時刻が、、 あるあたりまえのもののさばき、 そのさばきのなかに、 順に入る、 順にまぎる、、 あら少し見つめている、 それはあたたかい、、 それはかたりあい、 もののゆく姿、、 ものから一点、、 一点を生みなが…

<3161>「声の隙間、」

声の隙間、 あたしから染みて、、 また言う隙間、、 したら試みる、、 したら身体どこか、 放ったままにしておいて、 ゆっくり見る、、 ゆっくり声かける、、 あたらしい日にち、、 よく集まって、 よくはなし、、 よく転げたあと、 どこへ用意されてある、…

<3160>「ヒ、水、かろやか」

おう、 なにかが少し、 絡み出すと、、 私はそこの、 しずかな時間ばかり引きずる、、 順に見て、 転げまわるばかり、、 あたしは訊く、、 どこへふくまれるのがいい、 ながいながい記憶、、 もっとあつまり、 もっと集中しながら、 あなたはここに、、 あな…

<3159>「血、問う、音、問う」

かたちまわる、、 幾分の血、 幾分の消しかけ、、 命の蓋、、 あいだからながれ、まわる、、 ひとみの者たち、 ひとみにかける者たち、 あたまを剥ぐ者たち、 言葉なかに集う者たち、 からだ立ちはじめ、 からだ流れろ、、 あちらへ揺れ、 こちらへ揺れ、し…

<3158>「手、かたち」

あたらしいヒに、 わずかふるえ、 わずか見て、 ものは見事、、 ものともる、、 もの少し通る、、 あたしの視界の、 すでにはれたところから、、 少しヒが、 少しもぐりこんできている、、 少しかいたいして、 少しふくらむ、、 あなたあそこ、 あそこ少しか…

<3157>「私、最終」

あのね、 かこもなかにあり、 みなうれしい、 みなうたい、、 みなよそもの、 からだはじまり、、 あたしの常の、 常のヒのよろけ、、 常のヒのよろこび、、 あたらしいヒの角度、、 かたちの燃え方、 ゆっくり、 ゆっくりそとに、、 あたしそとに、 ものが…