<3143>「存在を開始する」

 あたし照るマに、、

 ここのなかのほう、

 少しずつ行くマに、、

 からだなかのほう、

 なく、

 ながれて、、

 しっている身体、なにもなく、、

 少しの動き、、

 少しの感覚の仕方、、

 少しうるおい、

 少しこのマそばで立ち、、

 そばから見送る、、

 まったく同じ距離、

 黙って見つめている、、

 

 黙ってそこらじゅうに、

 存在したあと、、

 私は風景を受けて、、

 ここに、

 二度三度と存在を、開始したあと、

 しずかにほどける、、

 しずかに求めてもいる、、

 求めたら求めただけ、、

 かなたへ来て、、

 かなたからまた違う方へ、、

 違う方へ来て、、

 私はひそかに驚き、

 身体をため、、

 身体からまた気体、、

 気体から動かす、、

 動いたものの、

 からだほとんど垂れず、、

 液の下、

 液からいくつもの通り、、

 私にはすべて、

 私にはそこいら、、

 ひとつ先のものに、

 少しずつつけていくあなたの、、

 僅かな分け入り方があり、

 あなたはふたつ、

 あなたはどこからでも分かれ、、

 ものを見、

 ものから見られ、、

 どこを通る、、

 どこから先をこれは通る、と、、

 ひとつの姿、、

 ひとつの形まるで案内しながら、、

 私は暮れる、、

 私は色を濃くしていく、、

 

 かなたから見て、、

 ここのあがきは、

 一体何を意味するか、

 一体そのひとつの自を、

 どこでまとめるか、すら、、

 ひとつの手の動き・・・