<3050>「からだいやな汗」

 あけられる、、

 こんなかいたいのヒに、

 見事にあけられるのも、

 そんなにない、

 私がいくつも通路を持ち、

 からだのなかに繋がっているのを、、

 ゆっくりと知っても、

 そのなかは分からない、、

 誰が、

 この場に浮かんだことなのか、

 少しも定かではない、、

 私は知りようがない、

 既にくらんだこと、

 既に先を見ていたこと、、

 あなたは事象に、

 よく似てくる、、

 

 からだからいやな汗が、、

 もう間近、

 間近に迫るものを、、

 私は届けねばならない、、

 もう呼吸が、

 どうあろうと行かなければならない、、

 私はつまりひらく、

 つまり壁はあり、

 そのなかにいてもひらく、、

 あたらしい呼吸を用意して、

 地面に、

 まっすぐに沈みながら、、

 あたしは膨らむ、、

 からだがかかる、

 あのしらない地点、、

 からだがうまる、

 すぐに、

 その方向へなおっていく、

 ふたつの時代、、

 ふたつの気体、

 あたしは目の前に、

 それらを迎え、、

 それらのなかに、

 あなたの温度を知る、、

 

 あなたがかなたに、

 しずかな歩を用意する、、

 私にはその姿が見える、、

 どこまで行くのか、

 渡るのか、、

 きこえているものごとは少ない、、

 あとにあわせて、、

 私がもりあがり、

 ひとつの形になったあと、

 私は溶けて、

 どこにいたらいいかわからず、

 汗も止まらず、、

 そのままで何かを探してみた、、

 そのままで何かしら生きてみたい・・・