2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

<1801>「内証の点の声」

あたしはそのなかでひとしきり盛り上がり、、 どうしたってここへ見えてくる、、 明りは伝い、 私は声のなかでまた生きてくる、、 見事に、熱が溜まって、、 どこからどこ、、 どこから諸方へ身体は向かい、、 もののよぎるさまへ今私を合わせる、 どこから…

<1800>「その自へ単簡な声を当てて」

ジに触れたままそこに残る物事、 私は呼吸から出て、 渦の流れ、、 私は鈍自に、すっかり出て行こうと思った、、 何がこの響きを作る、 何が身体のなかの振動線となり・・・ 私は、大仰な物事のなかに出てきた、 そこでただ単純な声をし、 流れ、、 ひとつの…

<1799>「不、」

ふ、なにを、ふ、またぐ、ふさぐ、 あ、なかをそのまま流れて、、 あたしはそのなかに生まれていた、 そのなかに生まれてここまで声をしたのです、、 あたしはその景色のなかにいて、 当たり前にそのなかへ揺らいできていたので、 すっと身体がそこまで入っ…

<1798>「無方を向く」

私が響きのなかで身体を回転させているとき、 姿がまた新しい皮膚のなかを、 来る、 当たり前にそこへ出てきて、 私は知る、 私はこの方向がどこまでも膨らんで続くのを知る、 どこからのものか、 私は知る、 静かに身体をほどいて、 全て糸になり、、 その…

<1797>「含んで、膨らむ」

あなたはそのマにひとひらで触れて、 なにという巡りでそこにあらわれ出ようとする、 回転しながら・・・ そこに静かな印を描く仕草、 あ、今私のそばにその長い装いで、 明らかに来ようとする、、 なにだ、なにだと言い、 はっきりと出て来ようとする、、 …

<1796>「光の粒が出で来」

その絶えまのない、いくつもの道をアいて、、 私はただその肌地に接近しているだけだった、 揺らいだらまたここの、 正面へ向けてひとつなにか掛けて、 そっくりそのなかで眠っていようか、 私は劫無のなかで回転しているものの、 長い姿になった、 姿になっ…

<1795>「多方が騒ぐ」

なにだ今そこの響きに身体を預けて私が歌う、 ひとつの通路に来る、、 なにだひどく回転しながら来るのかしら、、 ほうけあがり、、 その時刻のなかざまに様子が見える、、 ほう、 私が歌って過ぎたところはここと全く同じだったのではないか、 じたじたと歩…

<1794>「静かな眼のなかで踊る」

等しく声を掛けたらばそこで浮かび、、 そこで身体を持ち合わせたままで揺れる、 わたしにはこの肌が映っている、 映ったままでその方へ、、 はてはその先まで一滴が通って来るのか、、 私は分からないで居た、、 私には分からないままでそこを呼吸が渦巻い…

<1793>「身体のなかでまぶせ」

今に小さな膨れが出てきて、、 あたらしく触わる、、 なに、なに、、 あたしのなかで生きているの、、 ・・・ なんぞ、このまのなかに漏るるものならば漏ると、 そこに表情のすっと引いていく、 なに、あたしの身体の中で回転し、、 そこから辿りたいの、 は…

<1792>「呼吸が盛り込まれ」

あまりに速く、線が畳まれる、、 ここが、そこ、、 まだしもかのほうへ見えている物事から、 私は増えて、 その仔細に、、 いちいちの手を付ける、、 今ひとりこの身体のなかで踊ること、 時間が経って、 巨大なものが見事に小さくなっていっているのを、 そ…

<1791>「なかざまの点」

なにをさ、それ、と、巻いていたらいいのにだな、 ひとつ、ふたつと数え上げるだに、 私は、なか、どこ、あて、なに、なにと渡る、 ものの葉の様子に、 筋に、 徐々に一体となってとけてゆく、 このなかへ来てそこから軽やかにとけてゆくものと、 どこへ、 …

<1790>「熱に触れる」

あたしがその紋様に、 揺れながら、まっすぐ入って行くように、 今の時間では、そうしてはっきりと 思われていた、 いまにひとつの声を掛けてそれは当たり前に、 このなかへ入った、、 どこを見、これは何として伝わる、、 私はその方向を取って、 このジの…

<1789>「肌の中に生まれては煙る」

そこから正面に入り、、 時折私の中で流れるものだ、としてもだ、、 このアいた口に響き、私は離れる、、 どこからどこまでも当たり前に揺らぎ、 ここに歩をする、 ここに当たり前に歩をするあなたが見えて、、 どうしたものか、 私は、はい、と声を掛けなが…

<1788>「私の声のなかに入る」

あたしは道のまなかに立って、 おい、おうい、こちら、と言う、、 ひとつの声のなかに入った、 そうして、その声が私の中にたまり、 私は響きの只中で歩みがどこまでもゆくのを見守ったのだった、 おい、そこから駆けてくれ、 私もそこからはっきり漏るから…

<1787>「回転しては生まれて漏れた」

ただそこにひらかれてやまない、、 揺らぎのなかで、 私は生まれる、、 私は生まれた以上ここにいるのだ、 ただそこに潜り、 ひそかに手を振りながら、、 流れ、流れ、 ここについて、ただ小さく草を食みながら、、 回転していた、、 このヒのなかで回転して…

<1786>「身体と意識、時間と永遠」

時間とは身体を含む自然のことで、意識はそれを観察してそこに時間を発見しただけなのではないか。 というのも意識というのは時間を知らない訳ではないけれども、とても馴染みが薄いというか、断続的で、繋がるときにはいつも「今」であるという感覚を持って…

<1785>「生まれてすぐに染みる」

さてはこのもの、と探る声、、 あたしのなかに、一線、どうやらどう、のびて、 さてはこのものと潜り、 私は日を跨いだ、、 なにか巨大なものとして身体に残ったものが、、 あなたが自身で思うほど、巨大でもなんでもないものだからと、 そこを眺め、 そこか…

<1784>「振自線」

あなたは身体に、全く点を含まないで、、 ここまで増えてきた、 その自、その自、、 続きから、私は数え、そこへ、次々に出て来るところ、、 私にもそれが見えていた、、 いついっかから計上し、 その上へ重なる仕草の、、 周りを、糖でまぶしてゆく、 私は…

<1783>「四方で絶えて」

なん、なん、 それは線と、なに、、また、私のところで巻く、、 一さい、一さいの、、 肌から漏れて出て来たものと思われる、、 やらかに日のなかに生まれ出て来、、 当たり前にそこを過ぎるさの、 一量の在り方、、 なに、静かにそのしろを見せてくれ、 見…

<1782>「声を見、声を掛け」

そこにすみやかに置かれて、 今に、まだき、まだき、生まれて、 ひとつめの緩やかな回転、 ひとつめの緩やかなうたい、、 身体が生じ、そのなかに混じり、、 私に向かい、大仰に声をし、 声を見、声に当たり、、 だらりと垂れてくるところ、、 大仰な回転の…

<1781>「この道は泡になります」

この時間がまたどこまでも先にひらけているということ、 そしてこの時間はどこかに置いていかれる、、 私はただそこで小さくひらき、 方向を言う、あからさまに言う、、 何故私はこのなかへ増えているのか、、 ここからひとつの時刻を持って、 ここに歩が出…

<1780>「あたしには身体などないので」

その陽に浮かされ、 どこかへ、あっけなく出てきてしまった、、 見ると、どの線も、 どのまとまりも、遠い、、 私は情感がどこまでも静かになるように努めました、 私はどこまでも視、 ただぼやけて、回転するのをひとりのしぐさで聞いていました、、 あたし…

<1779>「風の秒点」

あたしはそこに、長い、身体を置いて、 延々と、立ち尽くす、、 延々と、そのなかにあいた様子を見ている、 私は大人しいのか、、 一言も発さない、 なに、自身の秘密のなかに、 まっすぐに這って、入ってゆく姿の、 なに、あなたはまだ秘密に触れている訳で…

<1778>「糸の白さのなかで」

なるほど、時刻のなかで当たり前に増してきた、、 身体を前にして、 なにかが身体の前に溢れながら、 私はそのなかを探っているもののように、ここから見えた、、 見えているだけでまた浮かび、、 そこから生えて、 非常な線を蓄えている、、 長く、長く、、…

<1777>「歩行線の放心」

表面にただあなたのその表情が、 浮かんで、流れて、、 私は静かな歩行線になりそこに刻まれる、、 たん、たん、 独話するもの、 独話から簡単に漏れて、この方を目指す人、、 私は、そのなかの響きをきいて、 私のところまで来ていた、、 身体から剥がれて…

<1776>「あれだら」

おそらくその身体の正面にいくついくつもの層を生んで、 平気で、そこを動く、 そこを活動するものに、紛れて行きました、、 私が方向という方向を確かめ、 知られて弾いてまた深さを持つの、 その深さを持つのだとして、、 ははあ、時刻はここに来たわ、 こ…

<1775>「そこで声をする」

あたしが日の姿にかかる、、 おいそこを、幾つとなく回転してくれよ、 と、あり得た日のならいから、 順に、順に、浮き上がってくるのが見えていた、、 私はそこに身体を落として、 そのまま回る、 そのまま、同じ姿で回る、、 あれこの姿はどうしたものか、…

<1774>「紋と渦」

あなたはそこから誘い、揺らぎ、、 当たり前になってそれのなかへ出てきた、 いついっかの飾りを持って、、 そこへ、 なんだこんなめまぐるしいものは、 当たり前に含んで、平等でいるものだけれど、、 私が次から次へと騒ぎのなかに湧き出てくるものだから…

<1773>「線の底の泡」

あるかなきかの身体にそこで静かに入っていく人の様子を、 ただほうけて見ていました、、 私はそのままそのなかで泳ぎ、、 はてのなかへ連なる、、 連なるままでまた次々に生まれ、揉まれて、、 一の温度らしきところへ、 また僅かな振りでこぼれてきたので…

<1772>「いない人が垂れた」

あたしが当たり前にそこを駆けてしまう、、 テンポも、何も、、 はっきりとは知られないままで、そこに、出てくる訳ですが、、 誰の、誰の、 何処に紛るの、、 その明らかな肌からの道行き、、 それがどこから知られてくるか、、 一体どんな温度がそこにある…