今に小さな膨れが出てきて、、
あたらしく触わる、、
なに、なに、、
あたしのなかで生きているの、、
・・・
なんぞ、このまのなかに漏るるものならば漏ると、
そこに表情のすっと引いていく、
なに、あたしの身体の中で回転し、、
そこから辿りたいの、
は、は、今その自に漏れた、、
たくわえてその長い時刻のままに、
私は、きこえて、、
きこえたまま長い姿に混じる、、
なに、私はざらざらとした微細な粒の重なりのなかに、
静かに生まれ直したのだ、、
なに、ひとごえのする、
線が振るえて、、
あたしは劫のふる場所のなかにひとつの姿勢を示していた、、
そこではたと風が止まり、
、、
物が垂れる音がする、
なんぞ、物が重なるのに合わせて、
私は居たか、、
違う響きが入り、
あなたも、内側の回転で育ったものか、
私には、まったく別の様子が見える、、
そのもののなかへあやまたずに入っていく、
私は、口をアけていた、、
そこからの響きは全て受けるつもりでいた、、
、、
無表面を、覗いただけにしか思われない、、
あたしの身体が徐々に揺れあがっていくとして、
そちらへ、
そう、そちら、そちらです、と、私にひとこえを掛けたのでしょう、
私は聞いていました、、
まさらななかにくだりそれが漏るのをひとすがたで聞いていたのです、、
長く、長く、、
私の響くところへよそおいが、、
あふれて、ここのつちのしたを通る、
あれ、あたしの、、
様子のなかで生まれては続く、、
ひとつの誘いを、
ここで受けていると思われましたのは、、
その、あなたのなかの時間と名指せるもの、
ほうり、ほうり、
見上げ、、
見上げてまたなかを通る、
私がほうけましたのは、、
その響きが続くところ、
あなたの彩り、・・・、日、
あなたをこの困難な彩りの中に引きずって来た風景に、
ただの手のひらを、日を、、まぶせ、まぶせ・・・