あたしはそのなかでひとしきり盛り上がり、、
どうしたってここへ見えてくる、、
明りは伝い、
私は声のなかでまた生きてくる、、
見事に、熱が溜まって、、
どこからどこ、、
どこから諸方へ身体は向かい、、
もののよぎるさまへ今私を合わせる、
どこからどこ、
彼方から長くに伝わって、
そのものの静かな肢体が今そこにある、、
あたしは、もの遠い音へ向かって駆けて、
駆けて、、
ついに駆けることになった、、
もの遠さを求めるということは、どこか煙になって私の中に含まれ、、
私はただ駆けていることになった、
そうして、時間のひとつもないことになって、、
私はその奥で、剥がれて、、
あの物事の熱のなかへひとりで参じる、、
あの熱のなかで浮かぶ、、
私は身体の中に煙を持ち、、
そのなかでほうけた、
あたしを誘う人の姿と表情が今にはっきりと見えていた、
そこで、私は風を静かに受ける、
そこで、私は呼吸を受け、、
次々に渡れ、次々に生まる、、
ものが遠くで長い音を出し、
あたしはそのなかに巻かれる、、
必要な量が戻り、なかへ住み、
その模様を私にくれた、、
模様のなかで泳ぐ、、
私は煙で、泳ぐだけは泳ぐ、、
それは晴れるもの、
また紛れて、透明になって生きているもの、
私は肌に居るの、、
そこで生まれているの、、
ただそこでさらになり揺らぎながら、、
当たり前に受く日の煙、、
隅に、ぼうと立ち、、
私はすみやかにここを転げて溢れる、、
様子が、ここに溢れる、
溢れていたものへ静かに身体をつけて、
私はそのなかに生まれる、
生まれてすぐにこの方法のなかへまぎれて、、
ひとつの肢体のなかの煙が上がる、
私はまぎれて、
そのなかで声をあげた、、
ひらけて、
すみやかに、内証へ、私は声を用意していた、、
その姿があきらかにここへふられ、、
ものが種々の点を成す、、
あたしはその点の歓びのなかへはいり、、
静かに揺らぐ・・・