2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

<1609>「点の響きが植わって」

あれは、あれはただ、滑り込んでいたものだから、、 な、 はっきりと見えたって、なにざま、、増えて、 生きているには違いがないけれども、、 どこへだろ、どこへの方向だろうか、 過ぎて、過ぎて、、 あ、回転する、 あ、回転するもののさまがあり、 ひと…

<1608>「作業板の上の小さな粒」

「あそこの端のほうで、すいと不思議な呼吸を漏らす訳ですから、」 だって、そうだろう、、 私ははしのほうですっと丸くなり、そのままかがんで、考え込んでいた、 というより、次から次へ、渡って来る、空気に違いないものに、非情になられ、打たれ、打たれ…

<1607>「ただにある皆さん」

あたしのそれの隠れじに、、 そのしろのなかに、 ひとつひとつと置いていた、ものの、はっきりとした、姿、、 を、 集め込んで、いまにいた、、 あ、金色に巻く、 姿があれるままに、どこにも、流れているのの、 様子が、ここへ、ここへ、 私は、それを掴み…

<1606>「湧きざま、手で掬う」

なにがなしにとそとざまにおかれて、、 いくつ、や、いくらの、めの、行き方、渡り、 そこに、放り込まれて、まったく静かにした、 ところ、ところの、もの、、揺れたい、 そこのところに、触れて、、あるいは、あれがちの、、 さま、そこに、ありましたら、…

<1605>「隙間から垂れて、響いて」

何事に行き合うのか、 分かるのか、そうか、、 ほうけや、ほうけじゃないもの、おのおの、 とりまぜて、順に、順に、、 響きをきくこと、 輪をなすこと、、揺らいでいて、、 何事をたくらませる、そこここ、 あって、はげしさ、、 はげしいおとの中央にあり…

<1604>「渡しの刻印」

そこに立つとかの、 そこの絵のなんの、かの、、 あれる? あれ、に見えていたのか、 どうか、 さしこみざまのことどもは明らかにはなっていない、 からで、時々、その余のこと、 浮かみ、、 そこいらを踏んでいたとは思わされることの、、 像がすいと浮かび…

<1603>「一枚、一拍子で入る」

かくあるように、それぞれ、なに、、 たいらかに、 四方たいらかにして、受けている、、 身体にそれぞれの、ものの数え、 あら、一枚、一拍子、、 どこか遠くとまた、一枚、一拍子、 あたしは、あたしの揺るぎそのままを、、 見せていたと思うのが、 それさ…

<1602>「応答」

ほら、そこへ、行こうよ、、 うん? 、ね、ほらそこ、 なにが、どうした、 あたしが響きをした、なにようの響きをした、、 よい、うたて、 うたて、、 あらあら、 さまで、さまでこちらをよく見やるもの、ね、見えるもの、、 すいとすいと、うたて、、 中心…

<1601>「器は含む」

この様子になってたれも、 少しも、振りはせなんだ、、 拍子、拍子に合わせて、担ぐ、担ぐ、、 その先にひらひらひらがれて、 おう、その、、空間に行き来をなすものの、 なぐさみ、 声を掛け合わしましょう、、 前方へ、当たり前に揺れていくのを、 様子、…

<1600>「柔体の、香へ」

あたしはじりじりと、その柔体へ、 近寄ってゆくままに、 そのままに、巻かれ、巻かれて、いる訳のことだけれども、、 一番、真っすぐに、線を通すためには、柔体のなかへ、 当たり前に、なんのためらいもなく入るのでなければ、 そうですよ、柔体ですよ、、…

<1599>「一等ずれ、だれて」

はらった先にあるのと、 どうと、それ、いわゆる、ところの方向、方途、、 だれだ、だらり、だれ、だれて、 もっとそのなかようへ、さわがり込んで来そうなもの、 いくつもに分けて見させ、見さらせ、、 どれ、どれ、どれがどれと、 言い条、ままに、ずらず…

<1598>「呼吸音、が中で、回転し・・・」

あれが隅にあり、 あれが隅にあるところに思い、いたり、 動いたのでもございましょうか、、 ましろだと、いう感慨は、どこにもなくなり、、 私はただ、巻き、巻き、見事に回転してくる、 それを、ひらいて、過ぎていたことを、、 とうに、とうに、、あり、…

<1597>「ありかた、は、あらわれてだな」

映ったのでしょ、 うん、ね、そこにいたから、、 等しく、時間を合わせて、 いたのでしょ、そこここに、 どうしたってどうしたって、そこここに、 ほら、いる、ほらいる、、 それで表情を破り、うるるやかに揺れて、、 ここらへんまで来たのだった、、 どう…

<1596>「あ、あった、あった」

日があるとは言い条、 このさまのなかに真っすぐに、あって、あたりまえに、、 動き、身体を、掛けてきた、、 あ、あった、あったの、そこに、、 どうして、どうして、あったの、、 散りは散りと言い条、、 身体の端に、ひとつかみの残りが、 あって、当たり…

<1595>「あんまり静かに生まれてくるから」

今のその、とてもはっきりとはせないものの、、 動きの、なめらかに過ぎるのの、 こちらへ掛け、どうだどうだ、、 よく響き、よく続き、、 こちらへ来、向かったらどうだろう、、 なにとはあきらかにせでこちらの方向へ、 はっきりとは向かい上、、 言葉の上…

<1594>「さしはさまるの」

なにがたのもの、もののわきかた、、 は、どういうことだろうか、 それぞれにのびて、それぞれの、 音のありかを、さして、それぞれ、進む、、 なにざまに手を入れた、 なにざまにわきはじめた仕方を、、 ここにさしはさむ、 あれ、そんなことが、ここへはさ…

<1593>「声の多層な人、巧みな人」

そこにやっと合わさってしまうものがあったから、、 なによう、なにぶん、、 あなたがあたらあたらとそのなかざまに進めば、、 そうはっきりとあらわれてくる、 どうと、どうとしていながら、はっきりとあらわれてくるのを、 はっし、はっしと続けている、、…

<1592>「つかまえた欲を静かに振りました」

あたしもそこにはいる、、 どうして、どうして、、そこの方途、ばくばくとした、、 とおり、とおりの、揺れに、合わせて、、 来た、来た、来た、、 なにが、なにが身の外へきこえ出て、くれたのか、、 しら、映り、映りながら、、 呉れて、こちらへ、あけら…

<1591>「彩りのまただなか」

ひらたい面につけた、肌、、 全く身体の通り、、 全くはじけているさまの通りに、、 見えていて、、 いつかいつかという音を穿ち、、 そのはたで揺れるさま、 そのはたで揺れるさまを見つめようと、、 身体をかがめ、 音という音を放れ、、 そのなかに入り身…

<1590>「肌が複数にこぼれて、漏って」

やあやあその表情の、なかざまに見えました、、 よと、よと言い、伝わる、 それがあの呼吸のさまに、伝わる、、 のを、 慎重に掴み合わせましたのさ、、 それが身からなにからに、 打たれ、打たれて、、 それはいくつ続いていてもいい、 その音響は、いつま…

<1589>「全振動の端緒、手ぶり」

端の時間の手、手ぶり、 さわぎ、よくよく底の方向へ、、 手ぶり、そのまま、身振り、、を、知ります、、 知ると思えますが、、 当たり前の肌居を前にして、 すらすらとそのまま触れてくるところがあるのだが、、 あって、そのまま、砂触りの時刻をあらわし…

<1588>「身体が増えて、合わして」

あれ、と探りつ探りつして、、 ついに、と申しますか、 あれ、そのような、決まった姿のものとてはなく、 その場、その場で大層に湧き込む、 仕草のものとして、捉えた、、 捉えたままの像が、あり、、 あれ、やこれや、 渡し渡され、、 そのままの手合い、…

<1587>「身体を印字しましょうか」

それからするひと振り、ひと振りが、 身体の中を掴み、 ほう、そうか、とあくまでもその私の中へ、出てくる、、 さいざい、さわざわと、、吹き去り、 吹き去るものが鳴り、、 私は立っている、 道を異にして、立っているもの、もののあいだで、、 何をか言わ…

<1586>「達人的な風」

随分身体の在り処を確かめるような時間が続いたものだ、、 身がひとつで、ひらいていく、、 それが一個、一個で、非常に頼りなくは見え、、 しかしそれ相応に、徐々に徐々に、ひらいていくもの、 が、ここにはっきりとは見えていた、、 おそらく、わたしがわ…

<1585>「限りのなかへ入る日」

あれは日に入った、、 途轍もなく、日に、入って、、 私に姿、作用を持ち、、 だんだんに、だんだんに、迫っていくものとして、あった、、 あれはそこにあった、、 触れているとそこに出てくると思え、 見えていた、なにかに、 なにかに見えているとしたら、…

<1584>「手から姿も漏れたでしょう」

その方向の中にあたためたのを、、 手を、手を、見ていて、 あたたまりきって、ままで、穏やかな姿を、そこに留め、、 またも、だらり、だらり、と、響きはそこに絶えず、続いた、、 見えていたのだ、どういう訳か、、 どういう訳か、身体が続いていて、、 …

<1583>「平衡の身体の細いさ」

幾渡りも幾渡りも続いて、来た、 そのままの表情で、 通り、、 どこまでも先、 私は次々とそこに表情を貯えている、、 幾平行、幾流れ、、 傾きをあらわし、 幾渡りもつけてきているところから、、 先が始まり、、 浮遊が始まり、、 その響きのなかに生まれ…

<1582>「端の条件」

端にある条件を・・・、 あたしは、その身の漏らない形を、前よりはずっと、認識し得るようになってきているのでした、、 ああそうか、言葉を掛け、、 柔和を掛けても、、 私が思っているよりも、先へは、身が漏っていかないという、 それは、ほとんど気が遠…

<1581>「火から、呼吸が振れて、確かにここへ来るのだった」

覆い始めたところの、ものの、何か、 あなたあたし、火を隠しているのでしょう、、 どこから、どこへ、伝うのだか、分からないものだから、 ここへと、存分に垂れる、 その先々のものを、順番に聞いているのだとしても、 ほら、火だ、、 火が見えて、 ひとつ…

<1580>「わたしは欲が静かになったところで」

肌を得、そのままのことで、、 なにかにして安堵の気持ちを、 ここにあった、 ここにあったからには、さ、そこに潜り、潜り、、 生きていたとする、 生きていたとするからには、突然、潜り、 欲も静かになり、 わたしは欲が静かになったところでうまく流れて…