<1594>「さしはさまるの」

 なにがたのもの、もののわきかた、、

 は、どういうことだろうか、

 それぞれにのびて、それぞれの、

 音のありかを、さして、それぞれ、進む、、

 なにざまに手を入れた、

 なにざまにわきはじめた仕方を、、

 ここにさしはさむ、

 あれ、そんなことが、ここへはさまれても、、

 あたしはなにとなにとなしに続くけれども、

 言葉の伝いの方、

 ゆるやかにゆるやかにこちらを差しながらに、

 見えてくるではないか、、

 なにという、ことばがたれることの訳でもなくここいらへ、、

 

 あう、あう、おい、、

 なにだなにとした、おう、

 あきらかなさしせまりを見つめるそこの仕方よ、、

 どういう出来事へのわけいりかただろうな、

 これは、これは、どういうわけいりかたなのだ、、

 お前を、お前、向こうに据えて、

 順に順に滑ってくるのを捉まえるのだけれども(見えますか)、

 そこにさせ、

 そこにさしはさめよ、、

 なにとなににし、こちらが、どこまでも揺れをあらわせるためといえる、、

 そのもようの、、

 もようの中心部、、

 もようによって生きている、そこの隙間に、

 なにとなにとし、さしはさめよ、、

 そは姿のままでこちらへ呉れる、、

 大仰になって誘って、、

 こちらの向かい、据えて、次々にはじらいながらも出でてくる、

 見えますか、、

 見えているように思えるので、

 そこに連なって続けていたさ、、

 

 だう、だう、だう、

 や、すみやかにあれた、その場その場に、、

 あれ、ここんところはいつにも増してあたたかいような調子だが、

 いったいなにざま、このようなところへになるんだろう、、

 どうしてどうして、半身が見えて、

 ゆく、ゆく、、

 ゆくもののおそれにそのままはりついて、、

 ゆける、進まるのも、、

 どうだか、ぐらぐらと、揺れて、揺れて、、

 あちらこちらから、揺れて、、

 続いてきているものがあれるのだ、、

 あれるはざま、そのまに、ままで、よい、

 ずらと、ずらとそのまで、

 進みこみ、あふれ、なにごと、、

 きこえざま、どこまで、、

 あちらこちらを眺めているようにして、、

 姿がそこに、置いてある、、

 手が向かい、、

 その流れに、まっすぐにして向かい、、

 生きている線の、すきまに、、