あたしはじりじりと、その柔体へ、
近寄ってゆくままに、
そのままに、巻かれ、巻かれて、いる訳のことだけれども、、
一番、真っすぐに、線を通すためには、柔体のなかへ、
当たり前に、なんのためらいもなく入るのでなければ、
そうですよ、柔体ですよ、、
それは嬉しい、、違いがないだろうけれど、
あたしが、歩調、、
歩を細かく踏む仕方、
こちら、こちらの方へ、向かいながらのことなのですがね、、
一体全体どういうことなんだ、
一体全体どういったつもりのことどもなんだ、、
あ、間違いなく、今、香になりましたね、、
あなたは、香なんですよ、、
そこへ巻かれるか、巻かれえないかということは、
ほとんど関係がなく、
香なんです、なんとしたことだろうか、、
風景ずれ、
風景揺れ、、
たくわえこみ、そのまま、、柔体のありどころに、、
まともにふくらみこむ訳ですけれども、
熱がそこに生きている訳ですから、
おい、おい、どうれ、、
なにがし、なに量の、、
ひろがりがある訳のことですからね、
いまに、量、、
あたり、あたって、そこの方面へ、
一散に、来て、情感を、情勢を、
合わす訳ですからね、、
それらのことは、分からないのですけれども、、
どうにも、掛け合って、、
外れて、分からないですけれども、
端と、端にいて、
潜り、潜り、潜りながら、、
いても、いい訳ですけれども、
どうと、挟み、あいだ、あいだから、溢れたら、
そこに聞こえ、
散じ、散じ、ばらばら、、
いともあたりまえに含まれて、、
いながらの、柔体は、どこかはいりきらない、、
おや、おや、どうした、、
それはそれはくるまれて、
それはそのなかで、呼吸を日に新たにしていて、、
なにかが明確になり、
なにかが不明確になる仮定だ、、
だいだいとたいたところにいたな、、
ふるえ、余計にふるえ、、
そのさまのなかのところへ、
いるんだな、なにや、、
柔体にいくつもの肌を付けて染み込ませているというのに、、
この構えはなにだ、
なにだ、なにやらが、うたいながら、
立ちやがって、構えているんだ、、
そのさまのひびかったなかにも居るが、
どうか、、あたりよう、、
しざま、走りようの、
全体が、見えて、、伝わって、
どうかなると言うのか、それは、、