<1598>「呼吸音、が中で、回転し・・・」

 あれが隅にあり、

 あれが隅にあるところに思い、いたり、

 動いたのでもございましょうか、、

 ましろだと、いう感慨は、どこにもなくなり、、

 私はただ、巻き、巻き、見事に回転してくる、

 それを、ひらいて、過ぎていたことを、、

 とうに、とうに、、あり、夜の中に、

 過ぎるのを見てきたのだった、

 が、だから、器用に回転してくれ、、

 器用に回転してくれろ、、

 を、

 こちらへ投げかけてくれるのではなかったか、、

 どうもそうは言われぬ、

 ように、じらりじらり、私は、見えていて、、

 あたりまえよ、

 どこからどこへそれはさわいでいくのか、

 

 はっきりとは見えて、

 ものがそこへ欲しそうに繋がっていくのを見たら、、

 どうだろうか、、

 はてはそのままになりかわり、

 いて、見ていることども、、

 呼吸音を等しく立てて合わせているのがどうも映り、、

 そこへ入れ、

 そこへ回転して入れよ、、

 なにがなしといえばいえでそれぞれによく分からないのだから、、

 どうりでそのさまを合わし合わしして、、

 よくよく見、よろけ、、

 続きざまを映す、

 映していればだな、こちらの方に、

 当たり前に入るものがあるのだけれども、、

 どうかどうか、、

 

 そこを隙間と見てただに垂れよ、、

 どうにどうと、言いかけてよくは見えないような、、

 そのさまの一切を、、

 ここちよさげにそこへ付けていました、、

 付けているものの袖の、、

 なかに、あからさまに入り、

 ようけ、ようけ、、揺れているんですね、、

 なにざま、なにに、、含まれて、

 膨れていくほどのものか、

 そうというはなはだのないさま、、

 身近に熱量を、、

 持ち合わせたままでいる、、

 しんからの、しんからの行き方、、

 身体にさわり、

 どうと膨れて、仰ぐ、、

 あれ、これくらいの、行き来の仕方、、

 回転し、、

 ままで一切よ、一切よう、と告げ、、

 ひきりない、ひきりないぞ、、

 そのなかざまにあれれば、

 ひきりなく、、

 私はあたたかになってただの回転とも、

 まともにさわりあっていた・・・、