<1604>「渡しの刻印」

 そこに立つとかの、

 そこの絵のなんの、かの、、

 あれる? あれ、に見えていたのか、

 どうか、

 さしこみざまのことどもは明らかにはなっていない、

 からで、時々、その余のこと、

 浮かみ、、

 そこいらを踏んでいたとは思わされることの、、

 像がすいと浮かび、だな、、

 続けざまに見えているのだった、、

 あい、揺れて続くことの、

 果ての、途方と、隣り合って続くことの、

 揺らぎと、なにと、

 どれと、

 集めていて、きいているとだな、

 底に、

 

 てんてんと、てんてん、

 あれま‐まあたらしい、振れ、振れる、

 振れるのが、居た、居たり、、

 なにや諸方へ、あれるざらりと、

 いること、いること、、

 の、少ないそれが、

 あたり、あたりにまかれて、、いるのを、、

 さわぎつつの、仕草に、、

 ままで、まぢか、まっすぐに、居た、、

 なにもそこに見せでも、

 なにもそこにはらわれていないのでも良いのではないか、

 と、おそるおそるかけた、声の、ひだひだ、

 あれ、あたしのその、あいだ、漏れてきては、

 形、形がなくなって、ふざけて、、

 いれるのが、そこらへ、ありまして、、

 届けられる、

 なにようが届くのを、知って、

 隙間へ、差して、うごいている、、

 

 あれ、あ、まどろこしいのね、、

 おどれ、おどれが、そのなかへ響くとともに、

 ながれ、伝いながら、そこざま、、

 渡し、渡し、渡しの、、

 それらのなかから、

 いちどきに身をたえて、、

 よくそこにくりこむ、

 ひとつの姿のいれるかたにあえて、、

 流れていながら、

 どうな、どうなと、響きあいかたの、

 なかざまへ見えてだな、、

 れい、れいとする、としようよ、進むの、、

 あたしの日のしかたの、

 なかに、いた、

 たれかはそこに刻印されて、揺れて動くことも出来るものが、、

 あり、あたりまえに見えながら、、

 いた、、

 わくでき、む、ぬ、そのなかざま、、

 ひらにひらに向きあった、それは少し膨らむおうとする、