はあ、、なるほど、と、
思わずひとりで頷いていた、
そうか、そうか、、そうだったのか、
たまに駆ける、、
短い歩幅で、軽く時間をこえていて、、
わずかに 増えてくと 風で、
流れ 流れて 瞳と、たしかに逸れて、、
ぼんやりして、、
今 少し
少し、
呼吸が増えた気がした、、
おそらく あるいは長らく息を詰め、、
たまに駆けてゆく、、
ああ、ああ、そうだったのか、
また 大胆な それでいて 涼しい確信と、からかう声、
そうか、そうか、これからはどこだ
あるいは笑み あるいは憎たらしさと あるいは素足
ひとことふたこと全てが上手く染(し)みてくそばで、
なぜだろうまた改めて色(イロ)が分からなくなる、
あァそうか、あァそうか、あァそうなんか、
ひとり座る、
また駆けている、、
駆けるほどに長くなる
鮮やかなるあの呼吸もまたたしかに長くなっている・・・