<1035>「道と装」

 驚くべき静けさのなかに不気味なひとことを隠し持っていると、、

 た、が、た、として歩まれた道か、

 ぶあんないの、、

 そのまくらな、あるいは不穏な、、

 その濃い緑のなかを通(とお)ってゆくときの気持ち、

 なんとしょう なに言おう、、

 さて結わえて、、またはひらいて、

 ものかよおゥ ものかよおゥとす、

 すぐ来やされ、、

 ま明るい青-緑の話、しょう!

 外はひらく

 外は輝く、、

 あたらしい手のひらのその輝き読んましょう!

 どうれ どうれ

 道とて道 薄暗くもよし ま明るくもよしやィ、

 黄土色に沈むリズムがあらうとすりゃその通りにせな、ね、

 そうなんしょうね、

 わけのわからぬ

 いつ絡まったのやもしれぬ、、

 そんなもんにあたたかい布でもひょいと乗せて、、

 からだからなにからがほろほろと音(ね)を立てて、、

 結わいたものが適当にほどけてゆければそれで、

 ね、

 いいのでござましょ、

 ね、