肌の傍に、、
まるで繊細なもの、ぼうとしたもの、口をアいたまま自身なにだか分からなくなったものなどが、
このように浮き出、
なににも利かぬような、、
緩やかな表情を出だしている、
そこへ、何も思わなかった、
というよりは、
何を思っていたらいいのかが分からないような、僅かな遠のき方があったのだ、、
この辺りへの響き方も僅かであるはずはないが、、
いつもよりも丁寧に黙しているように思えるが、
呼気が緩められたままでどこまでも流れ去っていた、、
僅か、、
誰かが何を感知する訳でもないそこの隙間へ、、
お互いが全く触れていないとしか思われえないところ、、
より、そこから、、
僅かな遠方が口をアけて、、
瞳の後ろを捉える、、
むしろそこでは漂うことを停止して、、
窮屈にかたまり、、
ごつごつと響き合わせた、、通うざわざわとした遠景が、、
文字を垂らせて、ぼやぼや、、
ぼやぼや、
ぼやぼやと曖昧に流れ眺め得る、
たれとたれとということは全く知られないけれど、、
より多く水分を含んだ巡りの、
そのなかにあって、、
どこからどこへも散じていくような為方を、、
そこで見もする、、
いくそこここからまたなんだか日々が垂れてきた、、
にた、にた、 にた、にた、
にた、
と、、後ろへ、、その経巡りを、、
全く圧し潰されてゆくような具合で、
ほうほう、ほうほうで眺めようとするが、
新しい香がそれに絡んでい、、
現象は、細かく表情を変えたまま、、
それがあまりに緩慢で、
そのゆるやかな速度を見ていると、、
そのままほうけて吹き上がってしまいそうだわな、な、
などという、
いちどそこらへんにほった言葉、、
ほったものにまた重なるようにして垂れて来、来い来い、、
妙な香のなかであたたかい、
にじんで来てみると、
このような、無距離に、
いく何千、何万といえるものが、、
エネルギいを出し合って、
ここにとどまる、、
私はその場で上手く憂おうなどという思いはあらわさない、