<1359>「まずは煙を吐いてもらう」

 まずは立ってもらう、、

 そこ、 

 時間が固定するまで、まだ、 と少し、立ってもらう、、

 体表面が、

 

 私は少し手持ち無沙汰のようなおもいで、、

 しかし、量が揺れ、、

 削り取り始める、

 量のなかになにかが残されている、

 つまり、ものが、生活に比べられたとき、少しく過剰であるということ、、

 もうあなたはとかれていた、、

 繊維の、束の、、

 切れはし、、先端が、少し煙を出して、、

 めまえで曖昧な像を、、

 像が過剰さを去ったわけではなく、、

 生活は内側からのびてきていた、、

 

 まずは帰ってもらう、、

 繊維の、ぼやの、匂いが、映像が少し残っているなかで、

 手が中間に投げ出され、、

 ふらふらと辿る、、あ、あ、という音のへたりつく休憩、

 私は量を受け取っていた、、

 それも、

 投げ出される、

 時間が枯れてくる、そのまま、、

 私も一様に、、

 体表面が、、

 ふるえて、止まり、枯れていくのに合わさっていこう、

 くらさ、

 

 少し、映像が淡白で、

 面食らった、それ、そのまま、

 なにやら遅い波、、

 ただ振れただけのような仕草で、、

 光の下に、入ったり、出たりしていて、、一番静かなところであっても、生活は、正常な騒がしさをするようだった、

 と、、

 述懐した、、完結の像が、どこまでもぼやぼやする、、

 

 まずは煙の中に立ってもらう、、

 少し吹かれて、、

 少し粉っぽい生活のなかに吹かれて、、

 生きて煙を吸っている、

 足音がだんだんに細かい、、

 ひとつひとつの発作的な振り向きにより、、

 だんだんとかれていく、、

 それで、、

 ここにいること、 を少し表出したくなってきていた、

 しかし、、揺り、、僅かな呼吸とともに、立っている、、

 かたわらで、生活の立場に反応する、その時刻に向かって、、

 なにが、なんだろう、と思いながら、顔を向け、あくびをする、

 まずは帰ってもらう、、

 帰路のなかに無縁の流れがいくつも入ってきて、、

 だんだんと上手く散じてゆく、、

 まただんだん集まろうとしている、、