何にもできていない、ということを、実地で確認することなしには先へ進めない。
何にもできてないな、ということを突き付けられたとき、ちょっと前までなら回避とか否定の方向に思考が回っていたのだけど。
今は、その提示に対して、しずかに、そうですね、その通りです、と思うだけになっている。
へこんだらへこんだまま、その流れに任せて特に言い訳とかを足さなくなっている。
心地の良い空間から、ざわざわと、異音が響く空間へ、移っていく。
それは好奇心なのか、狂気なのか、飽きなのか。
生きている意味など、悔しいことがあって、悔しいから先に進みたいっていう、ただそれだけで良いんじゃないか。
ダメージを負いたくないけど、ダメージを負わない場所では、物事が進まない。