あなた眼差すの、、
そこに、
熱をおくの、、
からだのなかにいくつもあり、
あたしは走らすの、、
ねえ、
あたしはどこをさぐる、、
あたしはすべてほどける、、
すべてほどけて、
柔らかい海へ、、
あたしは無感でいる、、
あたしは無感で浮かんでいる、、
なかへ、なかへ、、
ひとつの風景へ、、
からだなどここへ挟んでください、、
どうか、どうか、、
あなたもこえのきこえるよう、
ここに、
ここにひとつの、、
からだを挟んでください、、
私が招待しましょうか、、
秘密とて、
なにもありませんけれども、、
私は、
そして、、
あなたを容れることで、、
あなたを容れない、、
そこには別の世界が働くことを、、
からだを通して感じる、、
あなたその、
あたしのなかでびりびりするの、
感じるの、、
ものがはなれない、、
あたしについて、、
からだのためのもの、、
渦で、
ぐるぐるとまわる、、
あなた身体について、、
そして、
ゆっくり溶けてほしい、、
からだすべて流れて、、
私はなかへ居るから、
あなたはその興奮を見留めた、、
そして、、
ただやわらかく口をアいた、、
そのメッセージどもが、、
あたしのこの穴から、
ゆるやかに、たしかに出ていくように、
私は口をアいた、、
あなた声を失った、
しばらく見ていた、、
どこへでも散る、、
ここで、閉じると思われていたもの、
どこへでも散る・・・