<2195>「点滅する、どこの声だ」

 その流れのなかに潜っては、

 ひとつひとつの声を生むんだな、、

 私は身体のなかに流れ、

 ここを知る、、

 ここを静かに含む、、

 なんて揺れる世界なんだ、、

 これは夢でもなんでもない、、

 次々に移動する、

 現実の場面々々があるだけなのだ、、

 あたしもそれに気がついた、

 私は居た、、

 からだの振動のなかになにもかもを含めて、

 そこで私は回転する、、

 ある、月日を見て、

 私は流れていく、、

 

 静かに混じり浮く、

 からだはものごと、

 あ、

 私は静かな水のなかにもこの声をさせます、、

 ひとつの音声を届けながら、、

 ここに居ます、、

 からだに圧が戻ってきている、、

 あれ、それぞれの、、

 膨らみとも言えるものの、、

 静かな回転が、

 私の中に来ている、、

 粒のひとつひとつを掴み、、

 走りながら驚く、

 ア、

 ものは今に含み、

 あらたな通路を行く、、

 身体はここを知って、

 ものの姿の中に抜け、、

 いまにはじまる、

 いまに挟まりながら、

 次々に身体を表す、、

 さうすれば身体が、

 ひとつひとつ点滅することになるのだ、、

 

 あれはどこの声な、

 点滅もそれを、

 無意識に照らす、、

 あれはどこの声な、、

 身体はここへ来る、

 あれはどこの、、

 ものはしずかに来て、、

 ただの私の中へ、

 いろの知られた形へ来ると、、

 私は泳ぐ、

 なに、

 どこからこの声は来た、、

 私は揺るぐ、

 私は点滅する、、

 点滅として生をきき、

 身体のなかへまた、

 新しい様子を作るのだ・・・