身体はさらにその形、
その相へ、似てくるようで、
私は声を掛け、、
ひとつここへ浮かべ、、静かに垂れて、、
お前はここへいて、回転しろ、と次々にひらく、、
ひらいたら揺らいだままになる、、
なに、粒、粒、なに、
じてんじてん、妙に、、
はたしてはたして、
後は列になり、、
今この声の鎖となってただ単純に繋がってのびてゆきます、
見えるのか、見えないのか、、
あたしは、ひとりで知らないままでも知るのでもなく、、
ただ青い映像のなかにじわじわと浮かぶ、
数えて並ぶ、、
ははは、あたしから来た、、
波も、
ささやきも、、
大層な物事には見えず、、
そこでかたまっている、
そこでじたりと浮いてただ軽やか、、
基底も、
泡も、
いまに居、、ふらふらとうかがえ、、
身体が跳ねるなら、
そこへそこへ誘う、、
あたしはまだ液、まだ液と言い、、
ある速度を持って入ったものが、、
器官でつかまり、
からまれ、、
どこからも存在の粘りが絡まってくるようになる、、
ここで初めて遅くなり、
遅くなって初めて生まれることができる、、
生まれることが出来れば、
ことあるごとに爆発出来る、、
爆発出来れば始まりになる、、
あたしはそれがただ一点だとはおもわない、、
開始の一点だとはおもえなく、、
ただぼうやりとした液の、、
その存在の粘りで遅くなりはじめるところに、、
あたしが居たらしい、、
なにを歌う?
そこでなにを歌うか、、
あたしにはまともにきこえてはいないけれども、、
ただ振、振り、しびれ、
いたずらに動く、、
あくまでも増えようとする、
あくまでも死んで去ろうとする、、
その場に、、
まったく液で居られ、、
はたしは誰のことか、
その裏に思い出し、、
静かに浸透するのを待っている、、
あたしには見えないけれども、、
ただもうまいて、息をつき、まいていようとおもう・・・