ここは肌だからまだ眠っていても良い、、
じりじりとその響きが集まり、
私は十分に湿り、、
ひとつのなかへ長く入っていく、、
あれまたこの装いが静かに続き、、
続き、、
自が垂れる自が垂れる、、
低いところから泡が始まり、、
複数の音を立てながら、
次第、次第に盛り上がって来るようなのだな、、
あたしは走り、、
いたずらにこの線の上にえいを、、
身体を酔わせて、
ものの隙間へ、はいる、はいる、
はいる、その姿のまま、、
その姿が線を引く、、
あなたは裸だからまた遠い時刻から来て眠っていてもいい、、
じだらじだら、、
なにだか熱が溜まっているな、、
私は大仰な響きをききつけ、
あ、
あ、ここに育つものはどんな振るえを掴んでいくだろうか、、
この地平面に居て、、
何を把捉していくのだろうか、、
あらあら身体が湿る、
また先に生まれるために、、
一量の肌は湿る、
おうおう同時にからだは浮き、、
あたしはその勢いを見る、
どこからこの続きが来て、、
また向こうに帰って行くのか、
晴れて生まれる、、
この地平にひたすらにのびて、
晴れて生まれる、
小さく振るえ、漏れる、、
私は泡を立て、
その音の数々のなかに沈む、、
ほう、
ほうほうほう、、
あなたが進んでいくものとして、、
現実に液を、
現実に紛れていく湿りを、、
あたしは肌にまかせて、、
ここを渡る、
静かな表面から、、
複数の線の渡るなかへ、、
ひとの、限られた言葉が垂れる、
あれ、双方に、、
どこか結び合う地点はあるのか、、
私はあなたと何もかも違う訳ではないが、、
静かな距離が置かれたままだ、、
それは私の視線によるのか、、
誰彼と言わず、、
その振るえる線を握り、、軽くさがるのは・・・