朝まだ人間が遠く、
私はどこの誰かも分からないまま、
人間の身体の動きに、
少しずつ一致してくる、、
あたしから先に、
この回転のなかへと紛れて、
ひとつここの言葉を知る、
ここの言葉を知ったあと、、
あたしは闇に紛れる、、
ねえ、
あたしには初めてでもそうでなくても、
そんなことは関係がないの、
私は変態なのかもしれない、、
さて、
そんなことははっきりとは分かりません、、
私は徐々に他の身体にもなる、、
ねえ、、
あたらしいものを受け入れる、
新しい出来事を、
新しい育ちを、、
私はそこらへんに放り投げ、、
ゆっくり、
時間に集まったものを、
まともに見ている、、
あなたも一個、
あなたも投げ出し、、
あなたは天に向けてひらいたまま、
時間が停止している、、
中心は泡立っている、
からだを迎えよう、
迎えようとする、、
ひとつの運動のなかにあなたが居ました、、
肉や、魚、
食べ物が、、
からだのなかにながれ、、
やはりそれは管の記憶へ、
徐々に継がれていくのだ、、
ねえ、見て、、
ねえ、見てて、
うん、
あたしは、ここで、、
だまって見ている、
どこかに描いた、
理想などとは遠いところ、、
ただ、人間と、
人間が、
混ざり合ってしまっただけの場所へ、
まっすぐ出てきて、
私に、
さまざまな声を、届けている、、
からだを、
十分に、届けている、、
あたしはきいた、、
くらいへやからのトオンを、少しきいた・・・