<2560>「からだあれ、奥へ、形であれ」

 まのなか、、

 あたる、その、まのなか、、

 揺れのなか、

 身体が増えるなか、、

 私はどこを見、

 どこを出、、

 私はなかにはじまる、、

 からだがつなぐなか、

 なかから来る、、

 こんだはだのヒ、、

 しずかなところだ、、

 私はもう糸のように、、

 これがどこまでも静かな回転であるのを、、

 ひとり知るのに、、

 簡単に、、

 

 あたしはもののうつるなかへ、

 すがたかたまるなかへ、、

 続々と来た、、

 続々とながれてきた、、

 あたしが風景に、

 しずかに合わさっている、、

 あなたはほんのわずかに、

 赤らんで、

 ひとつの先になる、、

 あなたがここへ、

 あらわれたままになる、、

 それを、

 確かに見ていること、、

 あなたはどこからのながれだろうか、、

 ここにつながり、、

 どこのヒの人だろうか、

 眠る、、

 からだはまた一量を持ち、眠る、、

 次々に来る、

 形のなかの、、

 あゆみのなかの、、

 ひとつの粘性の、

 なかの、

 言葉になるのと、

 文字と、、

 用意されている、、

 

 あたりまえのヒの、

 文字の、

 あなたのなかに、、

 わたしは住み、

 やわらかくなれ、、

 かたちがやわらかくあれ、、

 そのものごとをきき、、

 人間の変化であれ、

 徐々に徐々に動く、、

 あたしは奥へ行くのだろうけれど、、

 もう深くまで入ったとき、

 奥にいるという感覚は自分では分からない、

 声に囲まれて・・・