<3065>「あとからあとから走るもの」

 あるの、

 どこからも湧いたもの、

 しずかにあるの、

 あたし手えする、、

 どこまでもつながる、

 あたし複数する、、

 からだからなにから、

 あたしこころのなかの、

 もののさめかたを、

 じっくりと見ていた、、

 あとからあとから、

 からだにちがいがないものが、

 この面へ出てくる、、

 いくらも溢れそうなものが、、

 ここに育っている、、

 

 わたしは肌から来、

 ここで遊ぼうにも、

 ものを知れず、、

 あとからあとから行く、、

 ひとつの興奮の、

 その行き先のなかに、

 あなたがついてくる、、

 どこからあつまるのか、

 はっきりしたことは、

 私には分からず、、

 いつも、、

 過去の記憶の集まりが、、

 ひそかに泡を立てる、、

 私はしられない場所へ、

 まっすぐに入っていく、、

 どこがどう違うのか、、

 確かにはならないまま、

 あたしは先の方へ行く、、

 

 からだに狂いはない、、

 なにあなたが、、

 しずかな方向へひとりはじまっているだけ、、

 あなたは現象し、、

 ひとり集中しているだけ、、

 あなたが下がり、、

 過去一量のなかに、

 ゆっくり始まるのを、

 私は見届ける、、

 私は感慨などではなく、、

 ひとつひとつのうかれの、

 その形のなかに、

 私に違いないものを生む、、

 どんどん、

 どんどん、、

 いまやそれは私の呼吸として、

 この時間にあらわれるのだけど、、

 つながる、

 もののそれぞれから、

 あなたが見えて、

 ひとつ呼吸を増やしたとすると・・・