あたしまだかまだかとその身体の辺り、、
あたしの死亡の、
その最後の辺り、、
あたしは拾うよ、
どこにひらかれていてもいいと、
あなたに告げて、
からだうたう、、
何もない、
ただの風もない、、
あたしはしずかに風景の外、、
この風景の外が、
あたしたちの、
その下にあるものとして、
確かだと、
私は記憶をきく、
記憶をひく、、
記憶から辿れば、、
あなたは呼吸の辺りに、、
その、苦く、
どうにもならなく、、
どこを探しているのかすら、
皆目見当のつかない、
一次の歩行があらわれる、、
ほんとはあの影を探していた、、
ほんとはあの道を、、
私にはそれはもうなく、
からだはここにあり、、
からだははてた息をする、、
私は刻む、、
からだ刻印する、、
あの、
取ろうとしても取れない月日が、
私にはうれしく、、
私には愉快なのだろうか、、
からだは水を吐いた、、
どこか下から、
あがってくる熱の、
その辺りに、
吐いたもの、
私には一列、、
私には集合、、
きっとこれも身体のはたらき、、
私には見えたもの、、
見えたはたらき、、
しずかな別れ、、
しずかなかたまりの、、
さなかにひとり、
そっと見えるものの、、
名前を、
いまはたしかめ得た、、
ながれて、
ながれているものをも、、
からだに集め、
からだには走り・・・