<3058>「現実を眺めている時間、覚悟する」

 あたしが駆ける、

 また、渦の、、

 また、ひといきの、

 そのあつまれる仕方に、、

 私は、

 そっと居て、、

 そっとその時間を、、

 枠ごとに過ごしながら、、

 あたしは生まれていく、

 あたしは生まれながら、

 ひとつの時刻に違いがないもの、

 その時日に違いがないものを、

 ひとつのものとして集める、、

 

 ひとつのからだのために、

 そっくり動き、

 そっくりその時刻が、、

 あたしのところに来る、

 あたしは向かい、

 水のあるところ、

 からだが絶えて、

 何も知らないところへ、

 とりあえず来る、

 あたしが見ているもの、

 現実を、

 訳が分からないまま、

 ただ眺めている時間、、

 私は繰り返し、、

 私は過ぎるヒに生まれる、、

 私は盛り上がり、

 ひとつの長さになる、、

 あなたあつめて、

 そんな、

 わずかな瞬間も、、

 ここへ通そうとし、

 ここへ集めてと、

 ひとつになって言う、、

 

 あたしは、

 自分が権力であることをおそれている、、

 自分が何かで負けていることはくやしい、

 けれど、

 自分がいつの間にか上に出て、

 前に出ていることを非常におそれる、、

 なんの記憶だろう、、

 上手いことに対する引け目、、

 しずかな場所、、

 しずかな環境、、

 わたしは消える訳にはいかない、、

 消えていたくても、

 生きていて、

 表現が強くなるということ、

 その覚悟性、

 どこに何を覚悟したらいいのか、

 それは分からないのだけど、

 覚悟をしてみるということで・・・