あたしのなかの、
肌と肌に関係がないもの、
しずかな内世界で、
どこに向かうのか、
まったく分からないながら、、
はしゃいでみせる人、
わたしにはこの全ての映像、
どこかからねじの外れる音がする、、
存在が全てひらいてしまって、
私はどこへ剥がれていくか分からない、
あとは身体、
あとは残る、、
すべてのもの、
ここは印には違いがない、
命には違いがない、、
あれから、
過去が次々に襲い、、
私のなかにあつまり、
まぐわうことは普通のことなのだ、、
しかし、
おそらくあまりにはやすぎると、、
おそらく制御がきかなくなっていただろうという、
そんな気がしている、、
からだは、
もう大丈夫だという、
適切なタイミングを把握している、、
私は、だから、、
ゆっくりと外へ向けて溶けはじめる、
輪郭も出はじめた、、
あたしはここの存在だったんだ、、
ただの一個の肉体だったんだ、
ただの一個の肉体に、
出来ることはいくつかあります、、
私は揺らぎます、、
いくつもあるこの光景を、
なかへなかへ揺らぎます、、
あんな興奮に、
若いときからさらされ続けていたら、
まいってしまう、、
そうか、まあ、、
からだにせよなににせよ、、
まだたくさん集まっている、
回数の無限というより、
深まり、、
ここが量をすっとばして、
いきなり上手くなる訳のないことは、
行を積んでいればよく分かる、
少し凝るかもしれない、、
少しうんざりしつつ、
少しあつまって、、
楽に絡んでいくのかもしれない、
先は分からない、
分からないなかで身体を出していく、、
ひとつひとつの日の・・・