<3056>「時間と花とを持ち」

 まだ静かに、

 まだひろいところ、、

 あなたがあ、という回転を、、

 この広間に残し、、

 私は宇宙を見る、

 私はひろい場所でからだを返し、

 どこに向かうのか、

 自分では分からなくなり、、

 すべてからだの隙間、、

 あたしは潜り、

 からだのなかでつかまる、、

 ひとつの招待、

 ひとつのヒのぶつかり合い、

 からだは含まれ、、

 あたらしくなげられ、

 用意され、、

 いつも、

 しらない場所を見ているのを、、

 すぐに確かめる、、

 

 すぐに生まれた、、

 私はからだこの網の中だと、

 しずかに叫びながら、

 ここへ来ていた、、

 ここへ来るもの、

 からだにこぼれながら、、

 私はうなずく、

 私はそばでからだをつくる、、

 私はとける、、

 私はどこを向いているのか、

 はっきりとは分からず、、

 どこからともなく、

 あなたの巧みな、

 ひとつの時間のなかに、

 まっすぐにかえっていく、

 あたる、あたる、、

 どこを見て、

 どこを破っていてもいい、、

 

 あらたにあふれていく肌の、

 その内包、

 そのからだの育ち、、

 あなたは夢見、

 あなたは夢とは違う、、

 きっと、

 この現実のなかにはさまり、、

 この現実のなかから、

 あなたは掘り、

 時刻の生まれを見、

 晴れ渡る場所を見、

 冷静に育っていく、、

 冷静に汗をかいていき、、

 あなたがともに、

 ここに生まれたことに、、

 私は時間と、

 花を両方持たせる・・・