<3052>「ゆっくりと、分解していく不安」

 あまり泡が育つのが、はやく、、

 からだどこへでも、

 からだどの時刻へも加わりながら、

 私は、

 ずっと先の興奮へ、ぶつかっていく、、

 どこにあつまる、、

 どこにからだの風景は落ち、

 どこに散らばる、、

 あたしはその線上に居、

 かならず散らばる、、

 線が立てる波に、

 まっすぐ戻ることになり、

 あたしはながれる、、

 あたしはもののはがれに、

 そっと近づく、、

 

 しずかに、

 集まる呼吸もないまま、

 あなたはそこにいた、、

 そこにいることが、一体、、

 いくつの時間を形成する、

 ばらばら、

 別々の月日、、

 からだを、

 たのもしく思うなど、、

 どこからもつながって、

 ひとしく私を思う事態、、

 これが、

 円になり、、

 私はいくつかそばで、、

 整って、

 すっと始まっている次第、、

 からだが、

 ずっと先へはじまって、

 形からなにから、

 ゆっくりと分解していく世界、、

 極まった、、

 そこに不安はあった、、

 どう生きるか分からず、、

 あなたは転んでいた、

 しらず、

 たくさんの汗をかいていた、、

 

 かたちがなく、

 はしゃいで、、

 すべて泡の方、

 すべて語らいの方へ、、

 あなたの呼吸が抜ける、

 あなたの存在が抜ける、、

 しずかな絵のなか、

 あなたが集まり、、

 からだをとなう、、

 ものみずから動き、

 わたしははる、、

 どこかの光景へ、

 あたしを渡すため・・・