ああ、あの、ひらいたところへ出たというわけなのか、、
どこから接続してきて、、
どこからさわぎ、
私のなかにそうして、走ってきたのか、、
知れる、、
形のなかを初めて、、
私は形になった、そこで、、
小さなもののなかで呼吸をする、、
私はいちどそこへ来たことがあったのだ、、
誰かしら、、
ひとりが自転車に乗り、遠くに駆け去る、、
私はほうと息をはく、、
あの生活の人は誰なのか、
幼い人々が夢のなかにいる、、
私はその線のなかに挟まっていた記憶をみない、、
昼間のほのかな暗さのなかで、、
私は緊張していた、
私は行くと言ったのだろうか、、
内界が静かに膨らみはじめていた、、
あなたはここで声を上げ、
静かに細い線のなかへ出ていった、、
私は連絡バスのなかにいる、
試合に向かうのだろうか、
スイミングスクールへ向かうのだろうか、、
同乗している人は誰なのだろう、、
私は退屈しているのだろうか、、
その時刻に夕景が、
友達と話すのに夢中になっていて、、
私は線を引くのを忘れていた、、
小さな頃遊んでいたところで降りた、、
今はそれが分かる人が何人いるだろう、、
しかし何かそれを会って話しても、
だからどうなのだろうとなることも知っている、、
私は私と反対の物々も一度は取り入れるようにしてきた、
ということなのかもしれない、、
そしてそれには毒と効能がついてまわった、、
どちらかだけを取ることはできない、、
私は核の部分だけで生きている訳ではないのだな、、
多層なのだ、
またあの風が吹くところへ出よう、、
そこではどんな話がなされる、
私はまた新しい音のなかでなんでも一度は取り入れよう、、
そうして、、
ひとところの涼しい場所で休む、、
身体がここにあるというのは善悪ではかれるものじゃないんだな、
私であれ、そのオヤであれ、そのオヤであれ、、
こんな大きなことには、
戸惑ったり、嬉しがっていきどおったりしている以外には、
ないのかもしれない、、
起伏の記憶のなかで生まれ、、
私はどこへ行く、とは問わない、、
私はどこまでソコへ行けるだろう、、
選んでいない場所と関係が長くなるというのは不思議なものだ、、
私はここの涼しさのなかにいる、、