<3063>「ちから、応援される時間の終わり」

 私が払っているものは、なんだ、、

 なんか、なんかね、

 土台がぐずぐずだと思うんだ、

 だから、

 その上に立派な建物を というより、

 まず土台がぐずぐずなのを問うた方がいい、

 なぜなの、なぜなのって、

 

 私はずっと、

 権威、権力を持ってしまうことに対して、

 強烈な拒否をしてきた、、

 あの、

 指導的立場に回った瞬間、

 病を発動してしまった人の話が、

 私にも少しは分かる、、

 ただ、

 今はそういう立場を拒否して、

 ずっとどこかで、

 新入りさんの効果だけを得続けるのは、

 それは気持ちが良いかもしれないけれど、

 少しずるいよな、

 少しじゃない、

 大分ずるいよな、と思い始めるようになった、、

 ただ、

 これからだね、頑張ってね、

 と言われる時代を完全に終える、

 これが大人になることなのかもしれないです、

 頼られることが当たり前の状態になり、

 対応出来なければ、

 どうなっているんですか、と言われるのが、

 大人になるということなのかもしれないです、、

 それは、だから、

 今少し楽しくなく、

 ついでに痛いところなのかもしれない、

 いつの間にか出来ることが増えて、

 武器が増えて、

 それで、

 いやいや私には何の力もありませんよ、は、

 ずるでしょう、

 あなたはもう力というものに向き合わなければいけない、、

 

 権力があることは悪ではなく、

 ただの事実で、

 それをどう使うかは常に人間が、

 試されていることなのかもしれない、、

 私は力がないふりをし、

 頑張って、頑張ってと、

 応援される立場を長く引っ張ってきたな、

 その方が気持ちが良かったから、

 という気がする、、

 私はよく分からない、

 正解のない、

 人間関係ばかりがある世界へ、

 単純には物事が進まない世界へ、

 徐々に組み込まれていく、

 何者だ・・・