まだ声を合わせている、、
しらない、
未明に向かって、、
私はひとつひとつ届いていく、
ただの頭、
ただの存在が、
ひとつそこに育つこと、
育つことがあたりまえ、
あたりまえの身体を、
各々が持っている、、
私は順番に見、
風景のなかに、
あなたの記憶を、回転させようと、
懸命になる、、
からだ簡単に、
あなたの前に出てくる、、
私が渦をまわす、、
ひとつの方向に、
取った一歩が、、
私を生み出していく、
私は、
しずかな顔をして、
辺りを見回した、、
あたたかなヒが、
順に入るのを、、
私はうかがっている、、
ここに水たれた人の、
存在が浮かびあがってくる、、
おそってくる、、
汗を複数かくこと、、
どれもしれない、
どれもまだはじまりのように見え、、
あたしにはよく分からない、
あたしはそれらをよく知りえないまま、
この土のうえに生まれる、、
あたしはなにに対してそんな嫌さを、
そんな重みを、、
からだおしている、、
からだ傾き、
あたりまえのすべての呼吸に、
今あなたを用意する、、
はじまってばかりいる、
その小さなヒの仕方に、、
私はつながっていて、
私は粒のひとつ、
つながっていて、、
からだあたまそれらをひろう、、
それらをすべて、
自身に結びつけていく姿、、
私は喜ぼう、、
からだとても、
とてもひものように、
だらりとのびて、
だらりとよろこぼうよ・・・