<3134>「この道、歓声はどこだ」

 よく出ているな、、

 よく出るからだのところ、、

 ふたつはない、

 記憶から、

 ずっと先へ渡ってきて、

 あなたはどうしても回転してきて、、

 ここへ声をかける、、

 ここへものわたすこと、、

 からだはじまってきている、、

 しずかに分かれて、、

 また育つからだかたまってきている、、

 うん、

 軽く流れる、、

 軽くものの先に、

 ふれてまわってきているの、、

 どこから様子を見、、

 どこで楽しむの、

 あなたは巡る、、

 

 あなたはかたちになる、、

 かたちから先、

 まっすぐ漏れていくと、、

 そのはたの記憶になり、

 私は集まる、、

 私は駆けていく、、

 どこが道なのか、

 なにもしらない、、

 しられたものごとだけで、

 あなたは回転する、、

 あなたは複数になって、、

 この道を求めてもいる、、

 どこだ、、

 この歓声はどこだ、、

 私はよろめき、、

 すべてのことがらのなかへ、、

 あなたは混じり、、

 あなたは忘れかけ、、

 ひとつひとつ言葉を縫い、、

 縫ったその場所から、

 ひとつひとつの水のきらめき、、

 ひとつひとつのかいたい、、

 それは遊ぼうね、、

 遊ぼう、、

 もっと回転のはやいところ、、

 もぐるところ、、

 もぐって求めるの、

 もっとかたちに、、

 かたちにそっと含まれていく、、

 

 あなたがたんに、、

 ここへ並んでいるのを、、

 しずかに確かめて、、

 またしずかにかえされていく、、

 私はちょうど、、

 きいたこともない場所へ、

 まっすぐに案内されている・・・