ただ浮かぶ、
まだからだのなかに浮かぶ、
等しい化物、
あなたは書き、
あなたは去り、、
あなたは点滅の行方、、
どこかさびしい呼吸が、
今私を新しくしている、、
今私を新しくするもの、
先に進むと決めさせるもの、
それは本気の人、、
本気であることが伝わるのが、
何より大事、、
私は拙いとか、
経験がないとかを、
巧みな言い訳に使う自分を発見する、
私は先に進むだけだ、
先に進むとき、
今は拙いとか、
今は経験がないとかは、
関係がない、
なぜならそれが当たり前だからだ、
滑稽だろう、
みっともないだろう、、
それはしかし当たり前のことだ、、
その、
滑稽なこととか、
みっともないこととかを、
経過していかない限り、、
あたしは先へは進めない、、
あたしは先へ進みたい、
こんなにも緊張で手がふるえる、、
手がふるえていなければ、
あなたに振動が伝わらない、
振動を伝える必要がある、、
こわいことをやる必要がある、、
別に、とか、
そんなに、とか、、
本気のことに対しては、
そういうごまかしの言葉をはくのはやめよう、、
そうですよ、
私はあなたのことが知りたくてしょうがない、
私はふるえてしょうがない、
もう、
そこに対して嘘をつかない、、
そこに対して、
まっすぐに身体を出していく、、
ここから駆け出してしまいたいと思うまま、
ここにとどまっている、、
ここにからだの全てを置いていく、、
あなたは力だ、
私が思う以上に、、
私が忘れてきたものを、
いくつもいくつも思い出す・・・