嵐吹きすさぶ、夜がどうしてこちらを見た? 暗さは、人の影を洗い落している。
いきりき、ききりき、きいーーーーーっっっ。
ねばたく光る、一息の太陽。これは、夜ではない?
いきりき、ききりき、きいーーーーーっっっ。
呼吸が、1,2のリズムで投げられた(それっ!)。
じゃっこじゃっこと日々の鐘。反発と反発とを響き合わせてその、モメントの横。
大概の空は天候を無視している。それで、私にはここが良かったのだろうなどと、音もなく、花も色もなく、ひたすら、ひたすら・・・。
いきりき、ききりき、きいーーーーーっっっ。
いきりき、ききりき、きいーーーーーっっっ・・・。