<2420>「ひとつのズのなかの河、声が泳ぐ」

 あたしは声を回復する、、

 あたしは声を取り戻す、、

 あ、な、

 その声のなかに入れ、、

 どうでも、どうでも、

 その声のなかだ、

 ほかの場合は知らない、

 あなたが生きていたらいい、、

 早く、早く、

 その声のなかに入る、、

 わたして、わたして、、

 あなたの自はどこだろう、、

 カラの無人のなか、、

 

 手をかたして、、

 手をかたして、、分けて、混ぜて、

 きこえて、

 またぞわぞわとする、

 ぞわぞわとする、

 ぞわぞわとしないもの、

 ちっとも待ってない、

 ぞわぞわとするもの(ぞわぞわとするもの(ぞわぞわとするもの))

 それだけ、それだけ、

 それだけを待っている、、

 だからあなたの喉、

 それはひとつの通路、

 嘘、嘘、まこと皆も 嘘、

 本当、

 通路に見立てて通過し泡、

 泡、泡、二十四時間、

 二十四の瞳、二十四の時節、

 ひとり、(ひとり)

 一滴、、

 わたしここにあがりに来た、、

 嘘、嘘、

 溶岩のように、溶岩のように、

 どこ、今、

 ここ、ここ、

 ここ、

 ここへここであがりに来た、、

 

 また、

 おんなじ感じの発火、、

 発火、

 発火、また、また、発火、

 来た、時間、、

 テレパシなどせずもあたまのなかはただの河、

 どうした、どうした、発火、、

 私は、私は、パターン、

 パターン(パターン)、、

 ひとりで溶けながら生まれるもの、

 ひとりでここに溶けながら生まれるもの、

 どうした、どうした、、

 ここは季節にならないか、どうだ、、

 見た、来た、かたして、

 発火、

 私はひとつの河のながれをまとって来た・・・