このままあいだにある、
このままそのからである、
なかに、
ひとりはいる、、
ひとりどこかとおいところへ、
はいっていく、
わたしはそのヒのしたから湧く、
ひとすじの泡を見つめる、
あなたが次から次へ、
ここに持ち上がってくるのでしょう、、
私は通路を作ります、
そうして、あなたをきいています、、
ほら、
あなたのそのたくみなもりあがりの、
なかに、肌を、
肌を、、
肌を、
はい、、
これは水に溶けました、、
たしかに私のなかにも届きました、、
うん、
どんなか、
これはどんなか、、
ものひとつずつ湧くの、そのものよ、、
わたしはなかにひらき、
あなたを招ぶ、、
あなたどこから来たの、、
しらず、しらず、
ながいひびきになり、、
ここに来たのかしら、
あたしあんまり驚いて、
ここへ座っています、、
あなたの声などが、
そこかしこから、
液状になって、伝ってくるのね、、
おどろいたわ、、
わたし、こんなからだでもって、、
おどろいたわ、、
それもこれもどこにあるのか分からない、
あなたの盛り上がりじゃないのか、
そうさ、、
あたしは内部で声に出合う訳ではない、
不安げなまとまりに、
出合うだけなのさ、、
順に声をきかしておくれな、、
あたしの成分はどう動くだろう、、
あたしはどんな夢想をするのだとおもう、、
ねえ、ただ、あつくて、
そこに、だるくて、
立ち尽くして、、
あなたに言うことはなにもなくて、
少しずつとけていた、
泡の姿がしたわね、、
ね、
どこを、どこを、どこを・・・