<2132>「異時間の光線」

 異時間に、私はまぶされてひとつひとつこえをしていた、

 ただの、異時、

 異時の記憶、

 私が知れるだけの光、

 日常の起立、常時の呼吸の隙間に、

 記憶の悲しい線が静かに入るのをみた

 あまりに美しい線の、

 私は歩行者だ。

 

 この時刻の満ち引き

 私はここと声をした。

 ただ、舞台のうらにふくあなたの模様 

 私はここと生まれただけだった

 何の約束もなしに。

 ここはどこだろう。

 私は感覚していた

 そのまま沈黙したカッタ?

 私はこの日を用いて、

 時を把捉する、

 ウン、日用把時、、

 つらまえ、

 しずかにそのなかに混ざる、、

 私は日常の隙間で、

 はっきりと悲しみだ、

 私は悲しみのとき、そこに異時をつくりだす、

 異時の把捉、、

 空間が、みごとに回転する、、

 私はここのテエマをしり、

 いつまでもはしゃぐ、、

 無限だな、

 私は旅をしていて、、

 身体も、

 異時も、、

 次々にひろげることにしているのだ、、

 とこたえる、、

 まるで裸、、

 私はスタッチュの、、

 硬質な響きにはいる、、

 ア、線動、 

 軽々と時刻を得て、、

 

 今のさなか、、

 私はあたりまえに続いて、、

 からだからからだ、

 ひたすらに見つめて、、

 うつるうつる、、

 もとのはらのなかへひそかにくる、、

 あればあるだけの家、

 ハ、なにと、、

 なにと知らないでもここに混ざり得る、、

 私は彼方まで知り得、

 時刻に味方する、、

 それぞれの方向から、

 あらたに浮かぶんだ、、

 おい、

 ひらく時間をみつめながら・・・