巡行の中で、
光は爛れる、、
私は真一文字にその場へ結ばれて、、
何か遠くへ向けて、言おうとするものの、、
その語りも溶け、、
上手く油になり、
模様をして、、
水面にあらわれてしまった、、
ねえ、あれはあなたの身体ではないの、、
なにが、、
あなたがあそこに膨らんでいたのではないのかしら、、
なにを、そんなこと、、
私はどこまでも円を描き、、
どこまでもそのそばにいた、
あなたは溶けていないわよ、
どうしてそう液体なのかしら、、
もう少し、
ほんの少し、重量を去って、、
回転したらいいのに、、
このまま、長い時間に、
あなたがひとりで、あらわれたらいいのに、、
しかしあなたは光量、、
いまこちらを見つめ、、
妖しく生きるもの、
視界のなかを油分で持って、、
あからさまに揺らぐものだものね、、
私はこの光量が爛れて、
全身がほどほどに熱を持ち、、
水が跳ね、、
身が跳ねて、、
ずっとこの地面の先まで伝わることを確信する、、
なにだなにだ、
このさわぎからあなたは来たのか、、
ずっとそこで日を結び、
手の中でぼうぼうと燃し、、
真っすぐに立っていたのか、、
時間から出なさい、、
あなた、はやくその顔が無時間になるように、、
少しで流れてきなさい、
といいものもあたりまえに垂れてきたのだな、、
私は跳ねて、笑んだ、、
笑んだら実に当たり、、
少し華やいだ、
少し華やいで、、
知らされる、液と私と、光量のなかに、くだる微笑み、、
この無数の線の跡、
合わせた日のひとの姿、、
ただ緩慢に流れて、
悲しみが、ひとつの口の端からただ捨てられる泡のようにのぼる、、
私はこの膜のなかにはいる、、
知られて、液になる日を持ち、
揺られて、、
流れて、知らされて、、ただの日に・・・