<2212>「手の熱で、一時泡になる」

 あたしは騒ぐ、

 ただここにいるだけで、

 それも、

 香りも、、

 今また私のなかから生まれて、

 しずかに、見つめていて、、

 私は、長くなる、

 時刻にいたらそのままで、

 いい、

 身体も何もかも、

 いい、、

 ひろく浮かんでしまえば、、

 あたしはその端に来て、

 それぞれに、身体を見せる、、

 

 ア、

 長いところから、

 たしかにはじまる、、

 私は遠くを見つめている、、

 声が長い、

 回転のヒが、それぞれで、

 下へ、集まり、、

 私はどこから、

 この時間を確かめ得るのだろう、、

 と、

 ひとりぼうやりと考えている、、

 なにかなかに持ち出した時間が、

 それぞれ液で、

 それぞれにはじまっていることを思い、、

 私は回転しながら、

 そこを、笑んでいる訳だが、、

 はじまりは青く、

 青い、青い波が来て、、

 それぞれに、驚きを持って、

 続くことが出来る、、

 私はそういう姿で、

 ここに並ぶことが出来る、、

 

 今また手の熱で、、

 あなたは話し、

 時間もなにもかもを作り、、

 あなたは生まれる、、

 なぜなら手の熱が、、

 ひとりの眠りにちょうど良いからなのだが、、

 私は聞こえたろうか、

 この場所に、息を深くして、、

 その行進と一体になろうとするものの、、

 リズムは聞こえたろうか、、

 それはどちらにせよ、

 あたしは懐かしかったり、

 懐かしくなかったりする、、

 複数の時間の立て方に、、

 泡として入っている、、

 身体がそこらじゅう湿り、、

 時間がほどけて、

 今あなたのなかにある・・・