あなたはそうして、
時刻に触れている、、
どういう手であろうかと、
覗き込んでも、
それは見えていない、、
いくつもの線が、
身体に伝わるだけで、、
私は驚いている、
こんな、増加の仕方があったろうかと、、
私は驚いている、、
なにかを失ったでしょうか、
失ったとは言えないのでしょうか、、
順当な変化なのかもしれない、
私が見ている、
きいているものは、、
今にそうで、
今に大きな揺らぎ、、
果てのない手、、
あたしは時刻を忘れる、、
この重なりのなかで、
自然に滑り出ている、、
そうだろうか、
これは、行だろうか、、
なにだろうか、
行いだろうか、、
目で確かめて、、
あとは何、、
あとは膨らみ、、
身体がいくつもこのなかにあり、、
あなたがたがそれぞれで見える、、
私は手を入れる、、
およそ無感動に見える、、
無感情に見える、、
しかし、
あたしは零の運動に参加しつつある、
その過程なのだ、、
なにごとでもない、
なにものでもない、、
人間を、零の方へ、作っているだけだ、、
響きのなかに混じり、きこえ、、
今あたしは何かを確かめている、、
今あたしは存在の光と言うべきもののなかで、
静かに膨らんでいる、、
ものを進める、、
ひとつひとつ進める、、
なにだかあたりまえの時刻みたい、、
どこまでも来た身体みたい、
あたしは彫りますよ、、
なぜだ、なぜに、もう、
これだけ身体が作られているということ、、
これをかわき、、
水を垂らしながら、、
ひとつの身体の輝きのなかで知る、、
私は誘われ、、
内部を見ている・・・