あたらしい火のありか、、
あなたが叫ぶ、、
あなたが、以前、
膨らんだ時刻に、
私はいることになる、、
ねえ、
からだ勝手に届けて、、
あたしの知らない裸足、、
あたしたれる、、
しらない時間の上へ、
これ、
次々に垂れていくよ、、
どんどん見て、、
いくつも知らない、
いくつもあるのかどうかしらない、、
ただたれて、
ただ舐めて、、
ただ舌の中、、
からだいくつある、、
からだたしかめる、
順に、
順にほどけるからいいの、、
あなたがほぐれていけば、いい、
紐をほどいて、、
ねえ、
しずかにあなたのなかにいる、、
あなたあたたまる、、
あなたからだ熱になって、、
あなた少し振動する、、
ふるえる、、
からだをいつも見ている、、
あなた舐める、、
舐めて舐めて、、
こんな時刻に生まれたところだったの、、
そうか、、
あたしはよろこんで、、
このへんを探る、
このへんからいつも泡の、、
泡の吹き出てくる、
あたしそれをゆっくり見る、、
見て、
その世界に入る、、
ねえ入りたいだけ、
ずっと入って、
あたしこの世界、
ずっと入って、、
まだまだたくさん、、
まだまだほどけて、
時間のなかで、
私の粒の、
こすれて音がして、、
どこに行くか分からないまま、
すべて消えるの、、
すべて手の中・・・