揺すれ、
ものみな全て、、
あたし果て、
あたしころびながら、
あたしさいしょきに、
少しかたまって、、
少し役を、
少し手にした、
あまりに簡単に、、
出来てしまった記憶、、
あまりに人間が、
簡単に生まれてしまった記憶、、
ふくまれた、
なせたことのこわさ、、
あたしは隅で、
そのようにふるえていた、、
出口も分からずに、、
長い裏返り、
そうして隠れていて、、
あたしは命を運んだ、
あたしは命をそこに見た、、
あたしは応えていた、
あたしは恥ずかしくなった、、
あたしはずっと見ていた、
からだに来る、、
からだが同じようにある、、
表面に浮上せよ、
表面へ声をしろ、、
ついたり、
からだうたわれたりしろ、、
ものみ、、
少しずつあなたはひとつのパアト、
ひとつの音に、
少しずつかえっていく、、
声をきく、
声をあなたの存在と、、
ひとつに合致させる、、
少しずつ盛り立つ、
少しずつ流れる、、
あたしはその道の、、
はたにしゃがみこむあなた、、
しずかに抱き上げて、
あまりにはやく得すぎて、
ずっと裏返したままでいたことを、
いまはまたおもてにかえしていい、
その年月が経った、と、、
ひとり、
どこにか分からずに言う、、
あたしはそれで始まる、、
どこへなのか分からず、
ここに着いたこと、、
裏返っていることもできる、、
しかしそんな捨て方は、
あまりに可哀想でもある・・・