<2996>「想像の内と外」

 私が思っていた通り、

 物事の、

 緊張があちこちで高まり、

 思ってもいなかったことが、

 次々に起こる、、

 人との出会いは事故だ、、

 衝突だ、、

 私は、

 思っていた通り、

 思いもしなかった場所にいる、、

 

 1か月、いや、

 1週間やそこらで、

 起きていることがまったく多すぎるぞ、、

 しずかな平面に、

 まったく私のからだが出て、

 私は、

 ここは誰のどこなのだと、

 まず確認するところから始まる、、

 まったく、

 私の内部は荒れているだろうか、、

 投げやりな部分と、

 なにがあっても自分の作業を、

 ひとつひとつ積んでいく部分とが、

 なにとも喧嘩せず、

 静かに共存していることを奇妙におもう、、

 奇妙におもう、

 必要まではないかもしれないが、、

 私の身体、

 私だけでなく身体は、

 論理が通る部分と、

 通らない部分とがある、、

 人の興味は、

 盛り上がったり、

 引っ込んだりしている、、

 あたしは汗をかく、

 今向かいつつある道が、

 本当にこわい道であることを、

 しずかに感じている、

 毎日緊張している、、

 

 あたらしく生まれ、

 呼吸がさらに遠方へ、

 遠方へ届き、、

 私はひとつの重なりになること、、

 私はひとつのメッセージになること、

 からだから先へ、

 徐々に徐々に形を成しながら、、

 あなたが準備をすること、

 準備が次第に整いつつあること、、

 あたしの方を向き、、

 あなたの方を向き、

 ひとつの予感に打たれていること、、

 ひとつのメッセージに打たれていること、

 ひとは遠い、

 ひとは気がつくと、

 とても近い・・・